エンプソン(英語表記)William Empson

デジタル大辞泉 「エンプソン」の意味・読み・例文・類語

エンプソン(William Empson)

 
19061984()()  

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改訂新版 世界大百科事典 「エンプソン」の意味・わかりやすい解説

エンプソン
William Empson
生没年:1906-84


20I.A.1950︿

 1930︿︿︿193519511931-34西194019491961

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エンプソン」の意味・わかりやすい解説

エンプソン
えんぷそん
William Empson
(1906―1984)


IA()1930193519511961193519401955193163()1953



1972

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エンプソン」の意味・わかりやすい解説

エンプソン
Empson, William

 
[]1906.9.27. 
[]1984.4.15. 
 1931345371 Seven Types of Ambiguity (1930) 調 Poems (35)  The Gathering Storm (40)  Some Versions of Pastoral (35)  The Structure of Complex Words (51)  Milton's God (61)  I.A. ( )    
 


Empson Sir Richard

 
[]? 
[]1510.8.17. 
 14917 E.8  

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百科事典マイペディア 「エンプソン」の意味・わかりやすい解説

エンプソン

英国の詩人,批評家。現代批評の傑作といわれ,〈ニュー・クリティシズム〉への道を開いた《曖昧(あいまい)の七つの型》(1930年)のあと,《牧歌の諸型》(1935年),《複雑語の構造》(1951年),《ミルトンの神》(1961年)で異彩を放つ。詩では《詩集》(1955年),《つのる嵐》(1940年)。戦前,日本の大学で教鞭をとったことがある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「エンプソン」の解説

エンプソン Empson, William

1906-1984 イギリスの詩人,批評家。
1906年9月27日生まれ。昭和6年(1931)来日し,東京文理大と東京帝大で3年間おしえた。詩風は難解で奇抜。ケンブリッジ大在学中にかいた批評集「曖昧(あいまい)の七つの型」は有名。1984年4月15日死去。77歳。ヨークシャー出身。詩集に「吹きつのる嵐」など。

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世界大百科事典(旧版)内のエンプソンの言及

【ニュー・クリティシズム】より

…20年代のT.S.エリオットやI.A.リチャーズらによる新しい文学意識にもとづき,文学作品(とくに詩)の精密・客観的な評価をめざした。J.C.ランサム,A.テートらの率いるアメリカの〈南部批評家〉がその母体とみなされるが,イギリス側ではケンブリッジ大学でリチャーズの教えを受けたW.エンプソンをその数に入れることもある。20世紀の知的で難解な新しい詩,およびそれとの強い類似性を示す17世紀イギリスの〈形而上詩〉を偏愛した。…

【牧歌】より

… 牧歌は羊飼いについて,羊飼いの声で歌われる文学だが,それを書くのは宮廷詩人をはじめとする知識人である。この構造的落差の意味を拡大し,たとえばプロレタリアの生活についてプロレタリアの声でブルジョア作家が書く〈プロレタリア文学〉も,牧歌の一変種であると指摘したのが,W.エンプソンの《牧歌の諸変奏》(1935)である。牧歌というジャンルの本質を,側面から照射する達見というべきであろう。…

※「エンプソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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