カラクム砂漠(読み)カラクムサバク(英語表記)peski Karakumy

デジタル大辞泉 「カラクム砂漠」の意味・読み・例文・類語

カラクム‐さばく【カラクム砂漠】

《Karakumïは、黒い砂の意》トルクメニスタン大部分を占める砂漠。豊富な地下水アムダリアからの運河による灌漑により、放牧綿花栽培が行われる。

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精選版 日本国語大辞典 「カラクム砂漠」の意味・読み・例文・類語

カラクム‐さばく【カラクム砂漠】

  1. ( カラクムはKara kumy ) トルクメニスタンの大部分を占める砂漠。カスピ海アム川の間にある。放牧、綿花栽培が行なわれる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラクム砂漠」の意味・わかりやすい解説

カラクム砂漠
カラクムさばく
peski Karakumy

 
35km2西西1537283460150mm1962沿  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カラクム砂漠」の意味・わかりやすい解説

カラクム砂漠
からくむさばく
Каракумы/Karakumï


西西3551060150701472834508013520沿6000()()西


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百科事典マイペディア 「カラクム砂漠」の意味・わかりやすい解説

カラクム砂漠【カラクムさばく】

 
Karakum︿30km25172832西()
 

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改訂新版 世界大百科事典 「カラクム砂漠」の意味・わかりやすい解説

カラクム砂漠 (カラクムさばく)
Karakumy

中央アジア,カスピ海の東,アラル海やアム・ダリヤの南,トルクメニスタン共和国の大部分を占める砂漠。面積約30万km2。カラクムとはトルコ語で〈黒い砂〉の意。草が疎生する高さ3~30m,北部で40~60mの砂丘がひろがり,一部に粘土層の地域もみられる。月平均気温は1月-5~3℃,7月28~32℃。年降水量60~150mm。古くキャラバン・ルートがあったが,今日では南部に綿花や牧畜の農場があり,また,西部や北部に油田,ガス田がある。なお,1959-79年,砂漠の南部に灌漑・水運用として,アム・ダリヤからアシガバートを経てバハルデンに至る全長1069kmのカラクム運河が建設され,現在も延長工事が続行されている。
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