カレワラ(英語表記)Kalevala

翻訳|Kalevala

デジタル大辞泉 「カレワラ」の意味・読み・例文・類語

カレワラ(Kalevala)

 
50183549  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カレワラ」の意味・読み・例文・類語

カレワラ

 

(一)( [] Kalevala = ) =
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「カレワラ」の意味・わかりやすい解説

カレワラ
Kalevala


E.1835調49502279584

 ︿使

 A.J.228︿A.185223H.W.1937

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「カレワラ」の意味・わかりやすい解説

カレワラ

フィンランドの民族叙事詩。伝承されている古代詩歌からリョンロート〔1802-1884〕が1835年集大成した(改訂版1949年)。天地創造に始まり民族指導者・予言者・吟詠詩人ワイナミョイネンの誕生,その偉業と部族の繁栄,マリヤッタの子である新しい英雄指導者の誕生によりワイナミョイネンがカレワの国を去るまでの物語。全編50章2万2795行。フィンランド文化に多大の影響を及ぼすのみならず,世界的にも非常に評価が高い。
→関連項目カレリアカンテレキビクローンシベリウスフィンフィンランド語ロングフェロー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カレワラ」の意味・わかりやすい解説

カレワラ
Kalevala

フィンランドの民族叙事詩。おもにカレリア地方に伝承されていた古代歌謡,抒情詩,呪文を E.リョンロートが採集整理して長編叙事詩に集大成したもの。 1835年初版,49年,新資料を加えて全 50編2万 2795行の現『カレワラ』が成った。「カレワラ」とは「英雄 (カレワ) の国」の意味で,詩の主人公たちの活躍の舞台であり,フィンランドを詩的に表わしたものである。半神半人の英雄老ワイナモイネン,色好みの若者レンミンカイネン,老人との結婚を悲しみ死を選ぶ乙女アイノ,金の乙女,魔法の臼をつくる鍛冶屋イルマリネン,復讐のために生れ,かつ不運にも兄妹相姦の罪を犯し,ついに自刃する悲劇の英雄クッレルボ,悪の象徴たる北の国ポホヨラの女主人ロウヒなどをめぐってさまざまな物語が繰広げられる。音楽家シベリウス,画家ガレン・カッレラ,作家キビ,アホらに深い感銘を与え,フィンランド新ロマン主義発生の母体となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「カレワラ」の解説

『カレワラ』

『カレヴァラ』

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カレワラ」の意味・わかりやすい解説

カレワラ
かれわら

カレバラ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のカレワラの言及

【フィンランド】より


Eskil Petraeus(1638)19(18351849)

【フィンランド語】より

…語順は自由で,たとえばpoika lukee kirjaa.〈少年が・読んでいる・本を〉では各語を入れ替えることができる。最古の文献はM.アグリコラの《ABC読本》(1543)と〈新約聖書〉訳(1548)で,19世紀にE.リョンロートにより口承の民族詩《カレワラ》(1848)が発表されて以来文化的語彙が整備され,文学が開花した。【小泉 保】。…

※「カレワラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android