サティー(英語表記)suttee
satī [サンスクリツト]

改訂新版 世界大百科事典 「サティー」の意味・わかりやすい解説

サティー
suttee
satī [サンスクリツト]


sat︿使1918151829

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「サティー」の意味・わかりやすい解説

サティー

 
︿1829
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「サティー」の解説

サティー
satī


使()19調600181529

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サティー」の意味・わかりやすい解説

サティー
satī

 
19 ()   

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「サティー」の解説

サティー
sati

インドのヒンドゥー教徒の間にあった旧習で,夫の火葬の最中に寡婦が火の中に飛び込んで殉死するもの
貞淑な妻を意味するサットから生まれた言葉で,この風習は特にクシャトリヤの武人階級の家を中心に,中世以降インド各地に広まっていった。19世紀にはいると社会運動家のラーム=モーハン=ローイらの禁止運動が進み,1829年にインド政庁により法律で禁止されたが,この行為を美徳とする考えは以後も残った。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサティーの言及

【家】より

…これがバラモンの理念であって,上級カーストではこれが遵守されたが,下級カーストでは離婚も再婚もおこなわれ,ダウリの慣習もなかった。この婦女の地位の低さから,サティー(〈貞淑な妻〉の意)とよばれる妻の殉死が,上層・中層カーストの間でおこなわれ,それは夫の遺体と一緒に生きながら妻も火葬されるもので,インドの村々にはサティーの記念像柱が多数残っている。【山崎 利男】
【中東・イスラム社会】
 家族を表すアラビア語は一般にはアーイラ‘ā’ilaである。…

【婚姻】より


︿婿(dowry)19︿(1829)(1856)(1929)

【殉死】より


 

※「サティー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android