存在(読み)ソンザイ(英語表記)being 英語

デジタル大辞泉 「存在」の意味・読み・例文・類語

そん‐ざい【存在】

 
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1 
2 being︿Sein




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精選版 日本国語大辞典 「存在」の意味・読み・例文・類語

そん‐ざい【存在】

 

(一)   (  )
(二) 
(一)[]()()()()()(1257)
(二)()(191113︿)
(三)[]
(三) ( [] being, existence [] Sein [] esse  ) 
(一)() 1881
(二)() 
(三)() 
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「存在」の意味・わかりやすい解説

存在
そんざい
being 英語
être フランス語
Sein ドイツ語


1onensdas Seiende2einaiessedas Sein()ūsiāessentiadas Wesen

 


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「存在」の意味・わかりやすい解説

存在
そんざい
being; être; Sein

有ともいう。哲学における最も根本的な概念。それゆえ十全に定義することはできない。通常,(1) 何か「がある」,(2) 「何か」がある,(3) 何かは何か「である」 (内的規定) の3様の意に用いられ,それぞれ,(1) 実存または実在,(2) 存在者,(3) 本質とも呼ばれる。中世スコラ哲学では可能態である (3) が,現実態である (1) によって現実化され (2) となると説明される。 (3) の観点から主語となって述語とはならない実体と,その逆の偶有が区別されている。また (1) と (3) との間には現実的な区別が存するか否かが大論争された。近世以後,存在は客観的に存してこれを主観がとらえるとする立場と,主観が構成するものとする立場とに分れた。 M.ハイデガーは存在者とその規定根拠としての存在を峻別する。

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普及版 字通 「存在」の読み・字形・画数・意味

【存在】そんざい

ある。

字通「存」の項目を見る

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