ビラノーバ文化(読み)ビラノーバぶんか

改訂新版 世界大百科事典 「ビラノーバ文化」の意味・わかりやすい解説

ビラノーバ文化 (ビラノーバぶんか)


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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のビラノーバ文化の言及

【エトルリア美術】より

…イタリア中部のエトルリア(現在のトスカナ地方にほぼ相当する)を中心とした,古代民族エトルリア人の美術活動およびその作品を指す。起源は前10世紀に始まるビラノーバ文化にある。青銅器時代から鉄器時代への転換期に出現したこの文化は,イタリア中部を中心に栄え,円錐形を上下に組み合わせた黒陶骨壺を伴出する土壙墓に特徴を有し,前700年以降のエトルリア文化と共通する本質的要素を有していることから原エトルリア文化と見なされている。…

【タルクイニア】より

…エトルリア12都市同盟の中心的都市国家であり,前8世紀から前5世紀まで栄えた。最初に定住したのは鉄器時代初期のビラノーバ文化を担った人々で,前8世紀にエトルリア人が都市国家を形成した。ヘロドトスによれば,トロイア戦争直後にリュディアからエトルリア人を伴ったテュルセノスの兄弟タルコンによって建設されたという。…

※「ビラノーバ文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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