ペニシリン(英語表記)penicillin

翻訳|penicillin

デジタル大辞泉 「ペニシリン」の意味・読み・例文・類語

ペニシリン(penicillin)

 
1928A()()  

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精選版 日本国語大辞典 「ペニシリン」の意味・読み・例文・類語

ペニシリン

 

(一)   ( [] penicillin ) Penicillium notatum1946
 

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改訂新版 世界大百科事典 「ペニシリン」の意味・わかりやすい解説

ペニシリン
penicillin


1

 1928A.Penicillium notatumH.W.E.B.Chain4041︿45

 G使G尿

G6-R123

1955E.P.AbrahamG.G.F.NewtonCephalosporium acremoniumCβ-CR1R2



β-10104015使



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百科事典マイペディア 「ペニシリン」の意味・わかりやすい解説

ペニシリン

 
1929A.1940E.H.︿19453GXFG()()6-6-APAV6-APAα1
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペニシリン」の意味・わかりやすい解説

ペニシリン
ぺにしりん
penicillin


使1928Penicillium notatum調()101940使

 FGXK4G

 使

 6-1957()

 β-β-β-


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化学辞典 第2版 「ペニシリン」の解説

ペニシリン
ペニシリン
penicillin


(penam)1928A. Fleming()Penicillium notatum1940H.W. FloreyE. ChainE.P. AbrahamGXF()G()使GC16H18N2O4S(334.40)282°()6-aminopenicillanic acid()β-

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペニシリン」の意味・わかりやすい解説

ペニシリン
penicillin

 
 1928 A. ()   

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栄養・生化学辞典 「ペニシリン」の解説

ペニシリン


 グラム陰性菌の発育阻止作用がある抗生物質.ペニシリンGカリウム塩 (C16H17KN2O4S (mw372.49)) など諸種の化合物がある.

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世界大百科事典(旧版)内のペニシリンの言及

【化学療法】より

…まもなく,このプロントジルの有効成分は体内で分解されて生ずるスルファニルアミドであることがわかり,以後今日まで,その誘導体は数千種以上も合成され,そのうちサルファ剤の総称で各種細菌性疾患の治療に用いられてきたものも多数に及ぶ。このドーマクの発見に先だつ1929年,イギリスのA.フレミングは,たまたま寒天培地上の黄色ブドウ球菌の集落が,その周辺にできたアオカビの集落によって溶けることを観察し,アオカビの培養濾液の中に各種細菌の発育を阻止する物質(ペニシリン)のあることを報告した。10年後,この報告から出発してイギリスのチェーンErnst B.Chain(1906‐79)とフローリーHoward W.Florey(1898‐1968)は,ペニシリンの再検討と実用化にのり出し,さらにアメリカの協力を得て工業生産にも成功した(1941)。…

【抗生物質】より

…日本では,これに〈抗生物質〉という語をあてている。1929年のA.フレミングによるペニシリンの発見,38年から41年にかけてのH.W.フローリーらによる〈ペニシリンの再発見〉以降,新しい抗生物質の探索が世界的に始まった。したがって,抗生物質という言葉も物質も比較的新しいものである。…

【梅毒】より

…1910年P.エールリヒ,秦佐八郎によって有機ヒ素剤であるサルバルサンが開発され,初めての化学療法剤として梅毒の治療に用いられたが,治療効果は不十分であり,副作用が多発した。40年代以降は,梅毒に対してはペニシリンを中心とする抗生物質による治療が行われるようになった。ペニシリンの治療効果は優秀であり,現在でもなお,梅毒の治療にはペニシリン中心の抗生物質療法が実施されている。…

【フレミング】より

…第1次大戦の勃発とともに陸軍軍医団に加わり,フランスの野戦病院に派遣されたが,18年再び母校に戻り,29年に細菌学教授となった。早くから抗細菌性物質の研究を行い,1922年には溶菌酵素,リゾチームの発見などの業績をあげたが,最大の功績はペニシリンの発見であった。28年,使用済みとして放置しておいたブドウ球菌の培地にカビが混入し,そのカビの周りでは菌の発育が阻止されていることに気づき,そのカビを培養して得られたブドウ球菌発育阻止物質にペニシリンと名づけ,翌29年に発表した。…

【フローリー】より

…25年アメリカに遊学した後,27年イギリスに戻り,28年ケンブリッジ大学病理学講師となり,シェフィールド大学病理学教授(1931),オックスフォード大学病理学教授(1935)。チェーンE.B.Chainとともに,A.フレミングが1929年に報告したペニシリンの研究に着手し,ペニシリンの性状を明らかにするとともに,40年には動物の連鎖球菌感染症のペニシリンを用いた治療実験に成功した。41年アメリカに渡り,研究所や製薬会社を訪れ,ペニシリンの研究に関心を抱かせ大量生産の緒をつくった。…

【明治製菓[株]】より

…43年明治産業(株)と改称。第2次大戦後は農畜水産加工品の生産から開始するとともに,戦争末期から手がけていたペニシリンの製造を46年から始め医薬部門に進出した。47年には社名を元に戻し明治製菓(株)とし,砂糖,小麦粉などの統制撤廃とともに50年前後から菓子の本格的製造を再開。…

※「ペニシリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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