マカリオス(読み)まかりおす(英語表記)Makarios Ⅲ

デジタル大辞泉 「マカリオス」の意味・読み・例文・類語

マカリオス(Makarios)

(3世)[1913~1977]キプロス宗教家政治家。第二次大戦後キプロスの民族独立運動指導、1960年独立とともに初代大統領就任

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「マカリオス」の意味・わかりやすい解説

マカリオス
まかりおす
Makarios Ⅲ
(1913―1977)


19481950195631957319591960819671974197783

 

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百科事典マイペディア 「マカリオス」の意味・わかりやすい解説

マカリオス[3世]【マカリオス】

 
西1946194819501819251955195911974  

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旺文社世界史事典 三訂版 「マカリオス」の解説

マカリオス
Makarios

1913〜77
キプロスの聖職者キプロス共和国の初代大統領(在任1960〜77)
農民の出身で,1950年キプロス大主教となった。イギリスの支配に抗してキプロスのギリシア復帰運動を指導し,一時島外に追放されたのち,1960年独立とともに初代大統領に選ばれた。1974年ギリシア合併派のクーデタでイギリスに亡命したが,まもなく復帰。ギリシアとトルコに分断された国内の融和につとめたが果たせず,病死。

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世界大百科事典(旧版)内のマカリオスの言及

【修道院】より


[修道院の起源]
 アントニウスはmonkの原義どおり〈ひとり住む者〉(隠修士)として荒野で長い苦行の生活を続けたが,その禁欲ぶりはアレクサンドリアの主教アタナシオスの筆になる《聖アントニウス伝》(356)によって西方のガリアの奥深くまで伝えられた。彼の弟子ヒラリオンHilarion(291ころ‐371)はそれをパレスティナに,別の弟子マカリオスMakarios(300ころ‐390ころ)はナイル川のデルタ地帯に拡大した。東方教会にいまも根強い隠修士的傾向はこのときに始まる。…

※「マカリオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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