リンパ管腫(読み)リンパカンシュ(英語表記)Lymphangioma

デジタル大辞泉 「リンパ管腫」の意味・読み・例文・類語

リンパかん‐しゅ〔‐クワン‐〕【リンパ管腫】

リンパ管が拡張・増殖してできた良性の腫瘍。多くは先天性で、小児の頸部や胸部などに好発する。

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六訂版 家庭医学大全科 「リンパ管腫」の解説

リンパ管腫
リンパかんしゅ
Lymphangioma
(のどの病気)



 

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リンパ管腫
リンパかんしゅ
Lymphangioma
(運動器系の病気(外傷を含む))



 

 432

 


 

 


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 CTMRI


 

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リンパ管腫
リンパかんしゅ
Lymphangioma
(皮膚の病気)



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出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンパ管腫」の意味・わかりやすい解説

リンパ管腫
リンパかんしゅ
lymphangioma

リンパ腔やリンパ管腔を新しく形成する腫瘍をいう。良性のもので悪性化することはなく,10歳以下の小児に好発する。先天性の海綿状リンパ管腫と後天性の限局性リンパ管腫がある。前者は皮下に生じる嚢腫状腫瘍で,穿刺によりリンパを採取することができる。顔面,舌,陰部などに多い。後者は蛙卵状あるいは鮭卵状のダイズ大ぐらいまでの小水疱が多発し,ときに血疱化する。表皮直下に顕著なリンパ管の拡張が認められる。

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