レントゲン(英語表記)Wilhelm Conrad Röntgen

デジタル大辞泉 「レントゲン」の意味・読み・例文・類語

レントゲン(roentgen)

 
1Xγ()1111CGS2.58×104WKR
2 XX  
 

Wilhelm Konrad Röntgen

 
184519231895X19011  

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精選版 日本国語大辞典 「レントゲン」の意味・読み・例文・類語

レントゲン

 

(一)[1] ( Wilhelm Konrad Röntgen = ) 
(二)[2]   
(一) γ()[  ]
(二) 1918
(三) 
(一)[](194950︿)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「レントゲン」の意味・わかりやすい解説

レントゲン(Wilhelm Konrad Röntgen)
れんとげん
Wilhelm Konrad Röntgen
(1845―1923)


186918741876188819001920

 187018881895X18957Eilhard E. G. Wiedemann18521928Gustav Jaumann18631924()18959X()11121228

 X10000.5X189511X18961897XXXX18961897JJ19011



レントゲン(照射線量の単位)
れんとげん
roentgen


RXγ()1.293×10-6kgm-3Xγ12.58×10-4X11908X192891956


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改訂新版 世界大百科事典 「レントゲン」の意味・わかりやすい解説

レントゲン
Wilhelm Conrad Röntgen
生没年:1845-1923


3186569A.881900

 187088J.C.H.A.X95116調121XXA.H.X19011X12M.vonX


レントゲン
David Roentgen
生没年:1743-1807

18世紀後期ヨーロッパで最も成功したドイツの家具師。当時,おもなドイツ人家具師はほとんどフランスで活躍したが,彼だけは生地を離れず製作した。その盛時にはフランスのルイ16世,プロイセンのフリードリヒ2世,ロシアのエカチェリナ2世など王家御用家具師として高価な家具を多量に製作した。彼はイギリス人の家具師アブラハムAbraham R.(1711-93)の子で,アブラハムは1731年から8年間イギリスで修業,チッペンデールの影響を受け,50年にコブレンツ近郊のノイウィートに家具工場を設立し,ロココ様式と精巧な機械じかけを導入した家具を製作した。ダビッドは72年にそれを受け継いでヨーロッパで最も有名な家具工場に発展させた。彼は時計師ペーター・キンツィングPeter Kinzing(1745-1816)との共同製作による,秘密の戸棚や引出しをもつ機械じかけの家具や,寄木細工の技術の精緻さで著名であった。79年パリに商館を開設しルイ16世の愛顧を受けたが,革命で商館は没収され,ノイウィートの工場も戦争のため閉鎖して晩年は不遇であった。
執筆者:


レントゲン
roentgen


RXγ1R01atm1kg2.58×104CXW.C.1980C/kg

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化学辞典 第2版 「レントゲン」の解説

レントゲン
レントゲン
Röntgen, Wilhelm Conrad


1865R.J.E. Clausius()1868A.A. KundtKundt18791888J. KerrH.A. Lorentz()1895XXJ.J. ThomsonX

レントゲン
レントゲン
roentgen


XγR(SI) C kg1 Xγ1 kg 1 C R C kg1 

1 R  2.58×104 C kg1

0.001293 g (1 cm3)1 esu 1 Ci 60Coγ1 m 1.35 R h1 

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百科事典マイペディア 「レントゲン」の意味・わかりやすい解説

レントゲン

ドイツの物理学者。スイスのチューリヒ工科大学に学び,1879年ギーセン,1888年ビュルツブルク,1900年ミュンヘン各大学教授。1895年陰極線を研究中,黒い紙,木片など不透明体を透過する未知の放射線を発見,X線と名づけた。X線の発見は多くの人々に驚きを与えたばかりでなく,ウランの放射能の発見とともに原子構造解明に向かう契機となった。この発見に対し1901年第1回のノーベル物理学賞。ほかに誘電体が電場内で運動するとき生じるレントゲン電流を発見(1888年),弾性,毛管現象,圧電気等多くの研究がある。→レントゲン(単位)
→関連項目ヨッフェ
 

()

 
γRγ1kg2.58×10(-/)4W.C.1980C/kg1R2.58×10(-/)4C/kg
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レントゲン」の意味・わかりやすい解説

レントゲン
Röntgen, Wilhelm Conrad

 
[]1845.3.27. 
[]1923.2.10. 
A. 1879851900 1895 () 調X19011  
 


roentgen

 
Xγ () R 1RXγ ()  1kg 2.58×10-4C 1R2.58×10-4C/kg  W.C.  

レントゲン
Roentgen, David

[生]1743.8.11. ヘレンハーク
[没]1807.2.12. ビースバーデン
ドイツの家具製作者。父アブラハムに師事し,1772年にコブレンツ近くのノイビートの父の工房を継いだ。 75年パリに出て,王妃マリ・アントアネットの家具師となる。ルイ 16世時代の家具の特徴である寄せ木細工を巧みに取入れながらも,イギリスの影響を受けてエレガントな家具を製作。 80年以降は寄せ木細工を用いず,むしろ厳格で明確な形式の家具へ移行。各地に支店を出し,ルイ 16世,プロシアのフリードリヒ大王,ロシアのエカテリーナ2世などにも愛用され,国際的名声を博したが,不遇な晩年をおくった。

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単位名がわかる辞典 「レントゲン」の解説

レントゲン【röntgen〈ドイツ〉】

 
Xγ()R1R1kg2.58×1041989C/kg1R2.58×104C/kg1C/kg3876R  

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「レントゲン」の解説

レントゲン
Wilhelm Konrad Röntgen

1845~1923

ドイツの実験物理学者。1895年放電管を用いて陰極線に関する研究を行ううち,光の不透明体を通る未知の放射線を発見し,X線と名づけた。発見者の名をとってレントゲン線ともいわれる。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「レントゲン」の解説

レントゲン
Wilhelm Konrad Röntgen

1845〜1923
ドイツの実験物理学者
1895年エックス線を発見して,のちの原子物理学の発展に寄与し,工学・医学に応用された。1901年,第1回ノーベル物理学賞を受賞。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

栄養・生化学辞典 「レントゲン」の解説

レントゲン

 X線やγ線の照射線量の単位で,Rで表し,1Rは空気0.001293gに1esu(静電単位系による電磁気の単位)の電荷を生成させる.

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世界大百科事典(旧版)内のレントゲンの言及

【X線】より

…短波長側はγ線に,長波長側は紫外線に移行するが,γ線に比べて波長が長い電磁波であっても,放射性元素から出るものはγ線と呼ぶのがふつうである。W.C.レントゲンが発見したことからレントゲン線とも呼ばれ(ドイツ語,ロシア語ではX線という表現は用いられず,つねにレントゲン線である),また彼が一時期オランダに移住していたことから,オランダ風にレンチェン線ということもある。 X線の発見は偶然ともいえるもので,1895年11月,レントゲンは,P.E.A.レーナルトらが行った放電管を用いての陰極線の実験を追試している際に,感応コイルで放電を起こさせるたびに,少し離れた机の上にあった結晶や,白金シアン化バリウムを塗ったスクリーン用の紙が明るい蛍光を発するのに気づき,以後,年末までこの新現象の研究に没頭し,透過力の強い未知の放射線が放射されていると結論した。…

【ビュルツブルク】より

…医学部はとくに名高い。レントゲンは1895年ここでX線を発見した。大聖堂(11~13世紀),マリーエンベルク城(13世紀初め),バロック様式の司教館(J.B.ノイマン設計,1744)など歴史的建造物も多い。…

【放射線量】より


Xγ0.001293g(1cm3)Xγ11R()XdQ/dm

※「レントゲン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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