三無事件(読み)さんむじけん

改訂新版 世界大百科事典 「三無事件」の意味・わかりやすい解説

三無事件 (さんむじけん)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「三無事件」の意味・わかりやすい解説

三無事件
さんむじけん


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百科事典マイペディア 「三無事件」の意味・わかりやすい解説

三無事件【さんむじけん】

1961年12月に発覚し未遂に終わった右翼と旧軍人らによるクーデタ計画事件。初め〈国史会事件〉と呼ばれた。首謀者の川南工業元社長,川南(かわなみ)豊作は〈無軍備・無税・無失業〉の三無主義を唱え,また当時の池田勇人内閣では共産革命を抑止できないとして,閣僚ら要人の暗殺を計画,旧陸軍士官学校グループの国史会,自衛隊幹部にも働きかけたが失敗。1964年東京地裁は破壊活動防止法を初適用して首謀者らを有罪とした。

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世界大百科事典(旧版)内の三無事件の言及

【破壊活動防止法】より


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※「三無事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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