単子葉植物(読み)タンシヨウショクブツ(英語表記)Monocotyledoneae

デジタル大辞泉 「単子葉植物」の意味・読み・例文・類語

たんしよう‐しょくぶつ〔タンシエフ‐〕【単子葉植物】

 
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精選版 日本国語大辞典 「単子葉植物」の意味・読み・例文・類語

たんしよう‐しょくぶつタンシエフ‥【単子葉植物】

 

(一)   1886
 

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改訂新版 世界大百科事典 「単子葉植物」の意味・わかりやすい解説

単子葉植物 (たんしようしょくぶつ)
Monocotyledoneae


Liliopsida13

 6025006退退

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「単子葉植物」の意味・わかりやすい解説

単子葉植物
たんしようしょくぶつ
monocotyledonae; monocots

 
21 ()  (22) 5 J.354 ()  Orchidaceae Iridaceae Liliaceae Amaryllidaceae Gramineae Cyperaceae Araceae Palmae Bromeliaceae  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「単子葉植物」の意味・わかりやすい解説

単子葉植物
たんしようしょくぶつ

被子植物のうち、子葉の数が1個のものをいい、双子葉植物に対する分類群。単子葉植物のほとんどは草本性である。葉は葉柄と葉身に分化しないものが多いが、大形で葉身と葉柄の分化するものなどもあり、形態的には多様である。一次脈は平行脈、二次脈も双子葉植物のような網目状にならない。茎は不斉中心柱で、維管束形成層がない。ユリ目の一部以外には、茎や根の二次肥大成長はみられない。根は幼植物の時代に枯死し、主根は発達せず、かわりに不定根が発達してひげ根を生じる。花は3数性が基本型である。1個の子葉が頂生すると、そのわきに幼芽が側生する。単子葉植物は系統分類上ではまとまった植物群であり、離生心皮で水草化したオモダカ目を中心とする群、肉穂(にくすい)花序をもつサトイモ目、ヤシ目などを中心とする群、ユリ目から分化した多様性のある群の3群に分類できる。

[杉山明子]

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百科事典マイペディア 「単子葉植物」の意味・わかりやすい解説

単子葉植物【たんしようしょくぶつ】

被子植物を大きく二つに分けるとき,子葉の2枚ある双子葉植物に対して,子葉の1枚のものをいう。葉脈は互いにほぼ平行で,花を構成する各部分はたいてい3またはその倍数になっており,茎の横断面で見た維管束の配置は不規則であるなどの特徴がある。イネ科,カヤツリグサ科,ユリ科,サトイモ科,ヤシ科,ラン科など。
→関連項目被子植物レイ

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栄養・生化学辞典 「単子葉植物」の解説

単子葉植物

 胚の状態での子葉が1枚である被子植物の群.2枚である双子葉植物に対していう.

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世界大百科事典(旧版)内の単子葉植物の言及

【被子植物】より


AnthophytaMagnoliophyta22

 1mmm

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