(読み)ハナ(英語表記)flower

翻訳|flower

デジタル大辞泉 「花」の意味・読み・例文・類語

はな【花/華】

 
1()
2 
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宿︿
4 2()()
5 ()()
6 
7 便
8 1
9 1

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[]1()()綿9  

 

 
3319001  

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精選版 日本国語大辞典 「花」の意味・読み・例文・類語

はな【花・華・英】

 

(一)  
(二)[  ] 
(一) 
(一)[] ()椿   () (712)
(二) (  ) 
(一)[]()()(8)
(三) (  )   
(一)[]宿︿(905914)
(四) 
(一)[]()()()(8)
(五) 
(一)[]︿(1205)
(二)(1784)
(六) 
(一)[](8)
(七) (  ) 1717
(八) ()
(一)[](1771)
(九) ()
(一)[](102892)
(十) ()()
(一)[](10)
(11) ()()
(一)[](1563)
(12) 
(一)[]︿(951953)
(三)[  ] (  )
(一) 
(二) 
(一)[](1913︿)
(三) ()
(一)[]湿()(1766)
(四) 
(五) 
(一)[](1808)
(四)[  ] 
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(五) ()
(一)[]()(1695)
(六) 1746
(七) ()
(一)[](1850)
(八) 
(一)[](1823)
(九) 
(一)[](1773)
(十) ()
(一)[](170204)
(11) ()
(一)[]()(12)
(五)[  ] 
(一) (  ) 
(一)[](102892)
(二) (  ) 
(一)[](12)
(三) ()
(一)[](姿140002)
(四) 
(一)[](1964︿)
(五) 
(一)[](1748)
(六) 
(七) 
(一)[](1690)
(八) (  ) 
(一)[](1833)
(六)[  ] 
(一) (  ) 
(一)[]()(8)
(二)(905914)
(二) (  ) 
(一)[]︿(905914)
(三) ()
(一)[](1219)
(四) 
(一)[] (1882︿)
(五) ()
(一)[](1785)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「花」の意味・わかりやすい解説

花 (はな)
flower


使

K.E.Goebel

 退

receptacle1perianthstylefloral leaf212334退退退54

 退872

54退Ephedra1111

 7

Rhynia6退


FloraChlōris西Zephyros︿使

 使5︿fleur de lis12349︿1︿B.419︿Primrose Day

 ︿anthologia︿1717使vanitas181819Pierre-Joseph Redouté1759-184019

 17︿︿17F.︿J.J.1719G.T.1848︿Find horn︿︿︿


︿︿︿︿︿︿︿︿︿8231︿︿︿︿︿

 ︿︿︿︿︿姿︿︿使︿︿

 ︿︿使48︿︿西西︿︿


1

 121︿︿21789︿︿

 ︿︿

 ︿︿︿

 使︿椿

 ︿11

 ︿︿︿︿

 ︿︿︿︿︿

 ︿︿︿︿

 ︿使1725︿4姿︿

 ︿︿︿︿


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「花」の意味・わかりやすい解説


はな

シダ植物の花


()


裸子植物の花

裸子植物では、雌性の大胞子嚢は珠皮に包まれて胚珠(はいしゅ)となり、雄性の小胞子嚢は花粉嚢となる。

[田村道夫]

ソテツ綱・イチョウ綱

34()22()()退


球果綱

()1()退退211


グネツム綱

グネツム綱では、雄花も雌花も若いときは、膜質の花被(かひ)に包まれる。マオウ属の雄花穂では、軸に2~8対の包が対生し、包の腋に雄花をつける。雄花は1対の花被と、それに覆われた1~8個の花粉嚢をつける小胞子嚢托よりなる。雌花穂には4~7対の対生する包があり、雌花は上部の1~2枚の包の腋につき、花被に包まれた1個の胚珠である。ウェルウィッチア属の雄花穂と雌花穂では、多数の包を対生し、その腋にそれぞれ雄花と雌花をつける。雄花は基部に1対の小包をもち、花被の中に3個の花粉嚢をつける小胞子嚢托を6本輪生し、中央には機能のない胚珠がある。雌花も基部に1対の小包があり、花被に包まれた1個の胚珠よりなる。グネツム属の雄花穂では、輪生した包が合着して数段の輪状の鞘(しょう)をつくり、その腋に輪生する雄花を少数輪つける(いちばん上に機能のない雌花の輪をつける種もある)。雄花は袋状の花被に包まれ、2~4個の花粉嚢をつける1本の小胞子嚢托である。雌花穂では、鞘の腋に1輪の雌花を生じ、雌花は2枚の花被に包まれた1個の胚珠よりなる。

[田村道夫]

被子植物の花

被子植物の花を裸子植物の花のいずれかと直接的に関係づけることは困難である。しかし、被子植物の花は、いかに多様であっても、それらの間に相同性を認めることができる。被子植物の花は裸子植物の花と違って、本来、雌性器官と雄性器官をもち、それに胚珠や花粉嚢をつけない花被をもった両性の複合器官である。すなわち、被子植物の花は、花床(かしょう)に下から上へと花被、雄蕊(ゆうずい)群、雌蕊(しずい)群をつけたのが基本的な形である。また、被子植物の花は一種のシュート(苗条)、すなわち、茎に葉のついた構造と考えられ、花床という茎的器官に、花被片(または萼片(がくへん)と花弁)、雄蕊(雄しべ)、および雌蕊(雌しべ)をつくっている心皮(しんぴ)といった葉的器官がついたものとみなされる。花をつくっている葉的器官を花器官または花葉(かよう)という。したがって、シュートとしての性質をよく保っている花は原始的なものとみなされるわけである。

[田村道夫]

同花被花・異花被花

2退退退()


両性花・単性花

退退退退


相称面

退


花要素の数

()345532121

 1


子房の下位化

被子植物の花におけるもっとも重要な進化として、子房の下位化がある。心皮はいちばんあとに形成される花要素であるため、原始的な花では、雌蕊は他の花要素の上に位置して子房上位花となる。しかし、進化に伴って、花床がへこんだり萼筒が形成されて子房を取り巻き、花弁や雄蕊が子房と同じくらいの高さにつくと子房中位(周位)花となる。さらに、花床や萼筒が子房を包むようになると、花弁や雄蕊のつく位置は子房より上になり、子房下位花となる。子房の下位化は胚珠の保護の強化のためであり、しばしば子房を包んだ花床が果実の形成に参加して偽果(ぎか)となる。

[田村道夫]

送粉法


退


花の文化史




 6()1Centaurea solstitialisAchilleaSenecioMuscariAlthaea

 31450275殿()()

 使3De materia medica11Aeonium arborēum

 

 ()1()()西()30()()()()()()()()()()()寿()()()槿()()

 801008116044使()40864087()2099()()7524410()()()()

 ()16811694()1695()椿()1630()1719()1692()1691()()17931862()1827()176718341829

 


民俗




 ()()348()()()竿()()()()


文学

草木の花の総称、あるいは花鳥風月、雪月花、花鳥、花月、花紅葉(はなもみじ)など自然美の代表的な景物としての花を概念化した呼称。また、『八雲御抄(やくもみしょう)』(13世紀)に「近代はただ花と云(い)ふは皆桜也(なり)」というように、のちには桜など典型的な花を限定していうようにもなった。『万葉集』に「青丹(あをに)よし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」(巻3・小野老(おゆ))とあるように華やかさを象徴する景物であり、「はなやぐ」「はなめく」「はなばなし」「はなやか」など、華美を表現する語にも「花」に関連するものが多い。また、『古事記』上の木花開耶姫(このはなのさくやひめ)のように、美しいがはかないものともされて、さらに、『古今集』「仮名序」の「今の世の中色に付き、人の心花になりにけるにより」のように軽薄さ、『源氏物語』「宿木(やどりぎ)」の「花心におはする宮(匂宮(におうのみや))なれば」のように不実などを表すこともある。歌論で「花」「実」を対照させて用いるが、この場合も、「心」に対する「詞(ことば)」、心情に対する表現の意とともに、虚飾的な語感で用いられることもある。世阿弥(ぜあみ)の能楽論でも、「花」は重要な美的理念であり、『風姿花伝』などで、役者の年齢や力量に応じて表される内面的な魅力、いわば華やぎを意味する術語として用いられており、それは歌舞伎(かぶき)などにも継承されていく。『万葉集』の花としては、「朝顔(桔梗(ききょう)か)・馬酔木(あしび)・菖蒲(あやめ)・卯(う)の花・梅・杜若(かきつばた)・葛(くず)・紅花・桜・薄(すすき)・菫(すみれ)・橘(たちばな)・月草(つきくさ)・躑躅(つつじ)・椿(つばき)・撫子(なでしこ)・萩(はぎ)・藤・紫草・桃・山吹・百合(ゆり)・忘れ草(萱草(かんぞう))・女郎花(をみなへし)」などが多く詠まれ、『古今集』では新たに「菊」などが加わっている。『枕草子(まくらのそうし)』の「木の花は」の段には、「紅梅・桜・藤・橘・梨(なし)・桐(きり)・楝(あふち)」、「草の花は」の段には、「撫子・女郎花・桔梗・朝顔・刈萱(かるかや)・菊・壺(つぼ)菫・竜胆(りんだう)・かまつかの花・かにひ(雁緋)の花・萩・八重山吹・夕顔・しもつけの花・葦(あし)の花・薄」などが取り上げられており、特異なものもあるが、王朝文学にみられる花はここにほぼ網羅されていると考えてよいだろう。『風俗文選(ふうぞくもんぜん)』(1706年刊)の「百花譜」は、「梅・紅梅・桜・海棠(かいだう)・梨・椿・桃・藤・山吹・薔薇(しゃうび)・牡丹(ぼたん)・芍薬(しゃくやく)・罌粟(けし)・杜若・百合・姫百合・合歓(ねむ)・昼顔・紫陽花(あぢさゐ)・卯の花・朝顔・鶏頭(けいとう)・蘭(らん)・鳳仙花(ほうせんくわ)・女郎花・桔梗・萩・菊・寒菊・冬牡丹」などの花を女性に見立てて論じたもので、近世の文学における花の代表的な品種が掲げられている。和歌から俳句に至る詩歌を中心に、日本の文学においてつねに花が題材としてもっとも大きな位置を占めており、花が咲くのを待ち、花が散るのを惜しむ心情を表出することが、自然美を描く文学の中心的な主題であった。

[小町谷照彦]

『浜健夫著『植物形態学』(1958・コロナ社)』『田村道夫著『被子植物の系統』(1974・三省堂)』『田村道夫著『生きている古代植物』(1974・保育社)』『伊藤伊兵衛三之丞・伊藤伊兵衛政武著『花壇地錦抄・増補地錦抄』(1983・八坂書房)』『本田正次監修、山崎敬編『現代生物学大系 高等植物A2』(1984・中山書店)』『塚本洋太郎著『私の花美術館』(1985・朝日新聞社・朝日選書)』『原襄・福田泰二・西野栄正著『植物観察入門――花・茎・葉・根』(1986・培風館)』『中野定雄他訳『プリニウスの博物誌』(1986・雄山閣出版)』『春山行夫著『花の文化史――花の歴史をつくった人々』(2012・日本図書センター)』『湯浅浩史著『花の履歴書』(講談社学術文庫)』


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「花」の意味・わかりやすい解説


はな
flower

 
使

 ()  (︿) 4 (1)  (2)  (3)  (4) 
 ()  () 
4 () 
 ()  () 
 () 

 

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百科事典マイペディア 「花」の意味・わかりやすい解説

花【はな】

 
331543退()()
 

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デジタル大辞泉プラス 「花」の解説

花〔唱歌〕

 
19002007PTA  
 

2003

 
2003西西58  

花〔映画:1941年〕

1941年公開の日本映画。監督:吉村公三郎、原作:吉屋信子、脚本:池田忠雄、津路嘉郎、撮影:生方敏夫。出演:田中絹代、原保美、飯田蝶子、上原謙、桑野通子、川崎弘子、吉川満子ほか。
 

J-POP

 
ORANGE RANGE2004  

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花」の解説

花 (ハナ)

植物。シキミ科の常緑小高木・高木,園芸植物,薬用植物。シキミの別称

花 (ハナ)

植物。バラ科サクラ属の落葉高木の総称。サクラの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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