吸収(読み)キュウシュウ(英語表記)absorption

翻訳|absorption

デジタル大辞泉 「吸収」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゅう〔キフシウ〕【吸収】

 
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[]  

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精選版 日本国語大辞典 「吸収」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゅうキフシウ【吸収】

 

(一)  
(二) (  ) 
(一)[]穿(186164)
(二)(1902︿)
(三) (  ) 
(一)[](187782︿)
(四) 
(一)[](1867)
(五) 
(六) ()1872
(一)[](1887︿)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「吸収」の意味・わかりやすい解説

吸収 (きゅうしゅう)
absorption




 resorption


便

 villus1microvillus600

 KClNaNaNaNaNa23



吸収 (きゅうしゅう)
absorption


1I0xIII0expαχLambert's lawαλkαλ/4πkα

2Ti-Ti-Fe1000

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「吸収」の意味・わかりやすい解説

吸収(物理、化学)
きゅうしゅう


I0dI
  II0e-μd
μ()



 
  II010-ad (aμlog10e0.4343μ)
使使acaεc
  II010-εcd
cε

 

 

 

1999

吸収(生物)
きゅうしゅう

生物学用語。細胞が細胞膜を通して外部の物質を細胞内に取り入れること。単細胞生物ではそのものが、多細胞生物では特別に大きな表面積をもつ器官の細胞(植物根毛細胞、動物消化管吸収上皮細胞)が主として吸収の働きをする。諸物質は、浸透、拡散、能動輸送のいずれかにより細胞内に入る。浸透とは細胞内外の浸透圧の差に従うもので、動植物とも水はこれにより吸収される。拡散とは細胞内外の物質の濃度に差があるときになされる。多細胞生物では、吸収した物質は次々とほかに運ばれるので細胞内外の濃度差が保たれ能率よく吸収される。アミノ酸類、ビタミン、胆汁により微粒子化した脂肪など、植物での無機塩類の吸収はこれによる。能動輸送はATPの結合エネルギーを使う反応により物質を取り入れる仕方であり、脂肪酸やアミノ酸のあるもの、ナトリウムやカリウムのイオンの吸収はこれによる。ブドウ糖の吸収にもATPが使われる。

[竹内重夫]

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化学辞典 第2版 「吸収」の解説

吸収
キュウシュウ
absorption


()(Xγ)()便使使1923W.K. LewisW.G. Whitman使使

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吸収」の意味・わかりやすい解説

吸収
きゅうしゅう
absorption

 
(1)  ( )  
(2)   

吸収
きゅうしゅう
absorption

生体内へ境界膜を通過してものが取込まれること。特に細胞膜を通しての細胞内への取込みをいう。単に拡散によって行われる場合と,細胞外における物質の濃度が内部に存在するものより低くても,吸収される場合とがある。前者はビタミンなどの吸収の場合であり,後者は植物細胞によりカリウムの陽イオンが吸収されたり,哺乳類の腸壁からグルコースなどの糖質が吸収されるような場合である。後者ではアデノシン三リン酸 ATPなどのエネルギーが利用され,能動輸送の性格をもつ。能動,受動どちらの輸送でも,ある物質だけが特に吸収されることを選択吸収という。

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百科事典マイペディア 「吸収」の意味・わかりやすい解説

吸収(生物)【きゅうしゅう】

 
()  
 

()

 

 
 

()

 
IxII(/0)e(-/)(α/)(x/)I(/0)xα  

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図書館情報学用語辞典 第5版 「吸収」の解説

吸収

 

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栄養・生化学辞典 「吸収」の解説

吸収

 栄養素や酸素などを消化管,肺,皮膚などを介して体内に取り込むこと.また,膜を介して外部から物質を輸送すること.物理的には,光などが物質に入って消失すること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

普及版 字通 「吸収」の読み・字形・画数・意味

【吸収】きゆうしゆう

吸いとる。

字通「吸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の吸収の言及

【吸収】より


() (resorption) 

 

※「吸収」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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