地震探査(読み)ジシンタンサ(英語表記)seismic exploration

デジタル大辞泉 「地震探査」の意味・読み・例文・類語

じしん‐たんさ〔ヂシン‐〕【地震探査】

爆薬の爆発を利用して人工的な地震を発生させ、その地震波弾性波)の伝播でんぱの状況から地下の構造を知り、鉱床などの地下資源を探索する方法。地震探鉱

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改訂新版 世界大百科事典 「地震探査」の意味・わかりやすい解説

地震探査 (じしんたんさ)
seismic exploration


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地震探査」の意味・わかりやすい解説

地震探査
じしんたんさ
seismic survey

 
調調使調  

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百科事典マイペディア 「地震探査」の意味・わかりやすい解説

地震探査【じしんたんさ】

地震探鉱,弾性波探査とも。人工的に弾性波を発生させ,この震動(疎密波)を多数の地震計で測定し地質構造を推定する方法。疎密波の反射を利用する反射法と,屈折波をとらえる屈折法がある。弾性波の発生方法には,火薬類や圧縮空気を爆発させる。おもりを落としたり振動板を動かす,水中放電をする等,目的や状況に応じた手法がとられる。土木建築,資源探査のための地下地質構造調査,大陸や海洋地殻の構造調査などに利用される。最近では活断層調査などの一環として沖積平野の地下構造を明らかにするためにも利用されている。
→関連項目人工地震石油探査物理探査

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世界大百科事典(旧版)内の地震探査の言及

【地質調査】より

…しかしながら,この推定を確かめたり,さらに深いところの状態を推定するためには,他の方法を用いなければならない。(1)物理探査 いろいろな地球物理学的手法を用いて行う調査方法であり,主として利用する物理量の違いによって方法が異なり,それぞれ,地震探査,重力探査,磁気探査,電気探査,放射能探査,地温探査,物理検層などと呼ばれている。(a)地震探査 地下の岩石や地層の中を波動として伝搬する弾性波の速度を測定することによって,地下構造を明らかにする調査で,古くから,自然発生地震によって地球の内部構造,とりわけ地殻やマントル上部の構造を明らかにするために用いられてきた方法である。…

※「地震探査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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