外見（読み）ガイケン

デジタル大辞泉 「外見」の意味・読み・例文・類語

がい‐けん〔グワイ‐〕【外見】

 
1外側から見たようす。外観。うわべ。そとみ。﹁外見をつくろう﹂
2 他人に見せること。また、他人に見られること。﹁外見をはばかる﹂
﹁コノ経ヲ―アルナ﹂︿日葡﹀
[類語]見かけ・見た目・外観・外(がい)面(めん)・外(そと)面(づら)・見場・見栄え・観・見てくれ・なりふり・表面・皮相・上辺・上面・外面的・平面的・化けの皮・表向き・外(そと)見(み)・体良く・空空しい・白白しい・わざとらしい・心にもない・受け流す・取り繕う・繕う・猫をかぶる・見せかけ・表面的・薄っぺら・浅薄・あさはか・名目的・外形・外貌・輪郭・格好・形(かたち)・形状・姿(すがた)・姿(すが)形(たかたち)・形(なり)・なりかたち・様子・身なり・服装・風(ふう)体(てい)・スタイル・姿勢・姿態・体勢・形(かた)・振り・ポーズ・身振り・所作・しぐさ・素振り・思わせ振り・風・体・演技・ジェスチャー  
 

そと‐み︻外見︼

 
外から見えるようす。外観。がいけん。﹁外見を気にする﹂
[類語]格好・上面・皮相・上辺・表面・外(がい)見(けん)・外(がい)面(めん)・外(そと)面(づら)・外面的・平面的・化けの皮・表向き・見掛け・外観・みてくれ・見た目・見栄え・なりふり・体良く・空空しい・白白しい・わざとらしい・心にもない・受け流す・取り繕う・繕う・猫をかぶる・見せかけ・表面的・薄っぺら・浅薄・あさはか・名目的  

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精選版 日本国語大辞典 「外見」の意味・読み・例文・類語

がい‐けんグヮイ‥【外見】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① ( ━する ) 他人に見せること。
(一)[初出の実例]﹁只為レ備二後日之忽忘一、纔注二置愚眼所一レ及許也、努々不レ可レ及二外見一﹂(出典‥玉葉和歌集︵1171︶嘉応三年正月七日)
 (三)② ( ━する ) 他人に見られること。外に現われること。
(一)[初出の実例]﹁これ文を用てさきとせず、詩を以て本とせず、只境に牽れて物の哀を記するのみ也。外見の処に其嘲をゆるせ﹂(出典‥海道記︵1223頃︶序)
 (二)[その他の文献]︹韓愈‐雑説︺
 (四)③ 外から見える様子。うわべ。外観。
(一)[初出の実例]﹁晉の淵明は酒に隠れたりといへり。実は酒に溺れず、只一生外見を酒のみの用にたたずと成て終れり﹂(出典‥集義和書︵1676頃︶一一)
  
 

そと‐み︻外見︼

 

(一)〘 名詞 〙 外部から見ること。また、外部から見える様子。外観。がいけん。
(一)[初出の実例]﹁外見(ソトミ)は明治初年の洋風で、内部は純日本式な三階建の﹂(出典‥大道無門︵1926︶︿里見弴﹀白緑紅)
  

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