宗教学(読み)シュウキョウガク(英語表記)history of religions 英語

デジタル大辞泉 「宗教学」の意味・読み・例文・類語

しゅうきょう‐がく〔シユウケウ‐〕【宗教学】

宗教現象を客観的に研究し、宗教一般の本質や構造に迫ることを目的とする学問。ヨーロッパでは19世紀、日本では20世紀になって本格的な研究が始まった。宗教心理学宗教社会学宗教民族学宗教史宗教哲学などの分野がある。

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精選版 日本国語大辞典 「宗教学」の意味・読み・例文・類語

しゅうきょう‐がくシュウケウ‥【宗教学】

 

(一)   
(一)[] ︿(1907)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「宗教学」の意味・わかりやすい解説

宗教学
しゅうきょうがく
history of religions 英語
Religionswissenschaft ドイツ語
science religieuse フランス語

宗教現象を客観的、批判的に研究し、特定の宗教でなく、宗教一般の本質を明らかにすることを究極の目的とする学問の総称。客観的というのは、特定の信仰を前提として、その護持を図ることを目的としないということであり、批判的とは、攻撃的ということではなく、宗教の根拠、本質を資料と論理によって把握するということである。宗教哲学もこれに含まれるが、宗教学をとくに実証的研究を行うものに限る場合もある。

[柳川啓一]

起源


()science of religion使1873science of religion使history of religionscomparative religion


展開


使1889

 1960

 190538()()



196319841985

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改訂新版 世界大百科事典 「宗教学」の意味・わかりやすい解説

宗教学 (しゅうきょうがく)
Religionswissenschaft[ドイツ]




 1617I.1516F.M.C.P.N.19M.É.E.D.調J.G.

 


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百科事典マイペディア 「宗教学」の意味・わかりやすい解説

宗教学【しゅうきょうがく】

 
Religionswissenschaft19
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宗教学」の意味・わかりやすい解説

宗教学
しゅうきょうがく
science of religion

 
 F.M.  

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世界大百科事典(旧版)内の宗教学の言及

【社会科学】より


()()

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