対比(読み)タイヒ

デジタル大辞泉 「対比」の意味・読み・例文・類語

たい‐ひ【対比】

 
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精選版 日本国語大辞典 「対比」の意味・読み・例文・類語

たい‐ひ【対比】

 

(一)  
(二) 
(一)[]()(1879︿)
(二)(1899︿)
(三) 1884
(四) ( [] parallèle  ) 
(五) 
(六) 調
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「対比」の意味・わかりやすい解説

対比
たいひ
contrast


調simultaneous contrastsuccessive contrast

 調color contrastchromatic contrastbrightness contrastcontrast illusion

 ()

西

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対比」の意味・わかりやすい解説

対比
たいひ
contrast

明暗あるいは赤と緑のような相対立する2種類の感覚的特性が,空間的,時間的に相接して体験される際,それらの特性が単独の場合よりも相互にきわだち,強調される現象。同時対比と継時対比とが区別され,前者は2種の感覚的特性が同時に,後者は継時的に与えられる場合に起る。対比現象は味覚や聴覚などの感覚領域についても認められるが,最もきわだって体験されるのは,視覚の場合であり,明暗について起るものを明るさの対比,赤と緑のような色調ないしそれらの飽和度について起るものを色対比という。さらに,感覚的な経験以外の,心的経験内容についてもこの用語をあてることが少くない。

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世界大百科事典(旧版)内の対比の言及

【感覚】より

…身体を動かさない限り,着衣の感覚が失われるのはこの性質による。このほか,感覚にみられる特殊な現象に対比contrastといわれる現象がある。例えば一定の明るさの灰白色の小さい紙面の感覚的明るさは,その紙を黒い大きな紙の上に置くときより明るく(白く)見えるし,もっと白い紙の上に置くときは暗く見える。…

※「対比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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