常陸国風土記(読み)ひたちのくにふどき

精選版 日本国語大辞典 「常陸国風土記」の意味・読み・例文・類語

ひたちのくにふどき【常陸国風土記】

  1. ひたちふどき(常陸風土記)

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日本歴史地名大系 「常陸国風土記」の解説

常陸国風土記
ひたちのくにふどき




 

 

 

 

 西

 

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常陸国風土記」の意味・わかりやすい解説

常陸国風土記
ひたちのくにふどき

 
 () 16 (713) 2 (718) 7 () 調 ()   

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「常陸国風土記」の解説

常陸国風土記
ひたちのくにふどき

諸国風土記の一つ。冒頭に「常陸国司解申古老相伝旧聞事」とあり,715年(霊亀元)の郷里制施行以前の状態を示すことから,713年(和銅6)の風土記撰進の官命の直後に上申されたものらしい。常陸国の沿革に始まり,各郡の地名起源説話や伝承が続くが,現存諸本では白壁(真壁)・河内両郡の記事を欠き,行方(なめかた)郡以外は記事を省略した注記が存在する。駢儷体(べんれいたい)による華麗な文章が随所にみられ,現存風土記中で最も漢文調が強い。内容的には孝徳朝における総領による建郡(評)記事など,歴史史料としても重要な価値をもつ。「日本古典文学大系」所収。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「常陸国風土記」の意味・わかりやすい解説

常陸国風土記
ひたちのくにふどき

地誌。一巻。718年(養老2)までの筆録をもとに722、723年ごろに完成したものと推定される。説話が豊富で歌謡も多い。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「常陸国風土記」の意味・わかりやすい解説

常陸国風土記 (ひたちのくにふどき)

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世界大百科事典(旧版)内の常陸国風土記の言及

【風土記】より


()︿ (708715)6260

※「常陸国風土記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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