(読み)サチ

デジタル大辞泉 「幸」の意味・読み・例文・類語

さち【幸】

 
1
2 
3 
()()()︿
[]2()()()()()()()  
 

 
    
3
1 
2 
3 ()()
4 

()()()()  

さいわい〔さいはひ〕【幸】

神奈川県川崎市の区名。区内の幸町さいわいちょう(もと御幸村みゆきむら)より命名。

さき【幸】

さいわい。幸福。さち。
「ますらをの心思ほゆ大君のみことの―を聞けば貴み」〈・四〇九五〉

こう〔カウ〕【幸】

さいわい。幸福。「か不幸か誰もいない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幸」の意味・読み・例文・類語

さい‐わい‥はひ【幸】

 

(一)(  )
(二)[1]   
(一) (  ) 
(一)[](10)
(二)(100114)
(二) (  ) 
(一)[]()(14)
(三) 
(三)[2]   
(一) 
(一)() 
(一)[](9)
(二)()(1909︿)
(二)() 
(一)[](1708)
(三)() 
(一)[]()
(二)()(1896︿)
(二) (  ) 
(一)[]()(188586︿)
(四)[3] 西
 
 

 

(一)  
(二) 
(一)[]()(712)
(三) 
(一)[]()(720)
(四) (  ) 
(一)[]()(781)
(二)(1275)


調
 

 

(一)   
(一)[]()()()()()()()(720)
(二)  () () () () (8)
 
 

 

(一)  
(二) 
(一)[](1808)
(二)[]
(三) ()
(一)[]()
(二)[]
 

さき‐わい‥はひ【幸】

  1. 〘 名詞 〙 幸運にあうこと。さいわい。幸福。さちわい。
    1. [初出の実例]「佐伎波比(サキハヒ)の厚き輩(ともがら)参到(まゐた)りて正目(まさめ)に見けむ」(出典:仏足石歌(753頃))
    2. 「福(さきはひ)のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹が声を聞く」(出典:万葉集(8C後)七・一四一一)

さけく【幸】

  1. 〘 副詞 〙 「さきく(幸)」の上代東国方言。
    1. [初出の実例]「久慈川は佐気久(サケク)あり待て潮船に真梶(まかぢ)(しじ)抜き我(わ)は帰りこむ」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三六八)

さく【幸】

  1. 〘 副詞 〙 「さきく(幸)」の上代東国方言。
    1. [初出の実例]「父母が頭(かしら)かき撫で佐久(サク)あれていひし言葉(けとば)ぜ忘れかねつる」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三四六)

さき【幸】

  1. 〘 名詞 〙 さいわい。幸福。さち。
    1. [初出の実例]「大夫(ますらを)の心思ほゆ大君の御言(みこと)の佐吉(サキ)を聞けば貴み」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇九五)

さつ【幸・猟】

  1. 〘 造語要素 〙 ( 「さち(幸)」の変化した語 ) 矢、弓などの狩猟用具や、狩猟をする人などの上について、それが狩猟に関するものであることをあらわす。「さつ弓」「さつ人」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「幸」の解説

幸(ゆき)

 
200611姿  

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android