忌寸(読み)イミキ

デジタル大辞泉 「忌寸」の意味・読み・例文・類語

いみ‐き【忌寸】

天武天皇制定した八色やくさかばねの第四位。主として渡来人に与えられた。

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精選版 日本国語大辞典 「忌寸」の意味・読み・例文・類語

いみ‐き【忌寸】

 

(一)   ()()()
(一)[]()︿()(720)
 

いむ‐き【忌寸】

  1. 〘 名詞 〙いみき(忌寸)〔拾芥抄(13‐14C)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「忌寸」の意味・わかりやすい解説

忌寸 (いみき)


684134146146︿︿︿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「忌寸」の意味・わかりやすい解説

忌寸
いみき


68413()()()()()()()()()()鹿()()()()()


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山川 日本史小辞典 改訂新版 「忌寸」の解説

忌寸
いみき


684(13)()41110()6838()()()()759(3)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「忌寸」の意味・わかりやすい解説

忌寸
いみき

 
 13 (684)  () 4 (︿︿︿) 146 ()  () 11  

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旺文社日本史事典 三訂版 「忌寸」の解説

忌寸
いみき

①大和政権下の姓 (かばね) の一つ
②684年天武天皇が制定した八色の姓 (やくさのかばね) の第4位
渡来人に多い。
主に渡来系氏族に与えられ,臣 (おみ) ・連 (むらじ) の上位に置かれた。

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世界大百科事典(旧版)内の忌寸の言及

【氏姓制度】より

… このような氏の再編の作業はひきつづき行われ,684年(天武13)に,〈八色の姓(やくさのかばね)〉が制定された。その目的は,上位の4姓(かばね),つまり真人(まひと),朝臣(あそん),宿禰(すくね),忌寸(いみき)を定めることで,真人は,継体天皇より数えて5世以内の世代の氏にあたえられたといわれ,皇子・諸王につぐ皇親氏族を特定したので,飛鳥浄御原令で,官位を皇子・諸王と貴族(諸臣)で区別したことと共通する。したがって,貴族の姓(かばね)としては,朝臣,宿禰,忌寸の三つで,これが〈甲子の宣〉の大氏,小氏,伴造氏の発展形であり,その間にさらに氏族の再編が進められ,朝臣52氏,宿禰50氏,忌寸11氏におさめられたのである。…

【八色の姓】より


1310︿宿81()

※「忌寸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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