持経者(読み)ジキョウジャ

デジタル大辞泉 「持経者」の意味・読み・例文・類語

じきょう‐じゃ〔ヂキヤウ‐〕【持経者】

経典を受持し、もっぱら読経する者。特に、法華経読誦どくじゅする者。持者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「持経者」の意味・読み・例文・類語

じきょう‐じゃヂキャウ‥【持経者】

 

(一)   (  ) 
(一)[]()(810824)
(二)()(10)
(三)[]
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「持経者」の意味・わかりやすい解説

持経者 (じきょうしゃ)





出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「持経者」の意味・わかりやすい解説

持経者
じきょうしゃ

仏教において,経典を信じて保ち,それを読誦する者。大乗経典には経典を受持することの功徳が多く説かれているが,日本では特に『法華経』を受持し読誦する者を持経者といった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の持経者の言及

【法華経】より

…平安時代の文学にも《法華経》の思想は大きな影響を与え,法華経和歌や説話を生んだ。古代末期には持経者(じきようしや)と呼ばれる《法華経》の修行者が活動し,《法華経》の信仰は庶民の間にも広く浸透した。このような法華経信仰の広がりを背景に,鎌倉時代に日蓮が現れて《法華経》の純粋な信仰を主張し,題目を唱えることをすすめた。…

※「持経者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android