枢要（読み）スウヨウ

デジタル大辞泉 「枢要」の意味・読み・例文・類語

すう‐よう〔‐エウ〕【枢要】

 
﹇名・形動﹈物事の最も大切な所。最も重要であること。また、そのさま。﹁組織の枢要とする﹂﹁枢要な地位に就く﹂
[類語]中枢・枢機・枢軸・機軸・中核・中心・主(しゅ)・軸(じく)・要(かなめ)・柱(はしら)・中軸・主軸・主体・主力・基幹・根幹・大切・重要・大(だい)事(じ)・肝要・肝心・緊要・要(かなめ)・肝(きも)・肝心要・有意義・意義深い・千金・耳寄り・掛け替えのない  

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精選版 日本国語大辞典 「枢要」の意味・読み・例文・類語

すう‐よう‥エウ【枢要】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「枢」は戸のくるる、「要」は扇のかなめの意 ) 物事のもっとも大切なところ。もっとも大切であること。また、そのさま。中枢。要点。かなめ。
    1. [初出の実例]「臣等職参二枢要一不レ能二黙爾一」(出典：続日本紀‐延暦九年（790）一〇月癸丑)
    2. 「誠に大将たる人は、親疎遠近のへだてなく、慈仁をもって先とすべき事枢要(スウヨウ)なり」(出典：信長記（1622）一下)
    3. [その他の文献]〔荀子‐富国〕

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普及版 字通 「枢要」の読み・字形・画数・意味

【枢要】すうよう（えう）

 
かなめ。枢務。︹晋書、羊伝︺、二にし、任ぜられて樞を典(つかさど)り、事の損は、皆訪せらるるも、勢利の求め、關與する無し。
字通﹁枢﹂の項目を見る。
  

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