出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ひずみ点より高温域でガラス中に生じた温度勾配が常温で消失する際に,場所的な収縮量の差によって生じたひずみ.徐冷によらなければ除かれないので,この名がある.ひずみが大きければガラスは破壊し,またガラスの遅れ破壊の原因となる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
… 応力の大きさが弾性限度をこえると,応力が0になってもひずみが残る。このひずみを永久ひずみ,または残留ひずみという。また金属などでは弾性限度をこえて応力を加えた場合,応力が一定に保たれていても変形が連続的に進むようになる。…
…図4は,応力とひずみが比例する限度A′(比例限度という)を超えて応力を加え,材料をA点まで変形させた場合で,応力を除去しても,ひずみはabだけは回復するが,非回復の残留成分Obが現れる。力を取り除いた後も残るこのひずみを永久ひずみ,または残留ひずみという。また回復成分は,弾性成分acと非弾性成分bcに分けられる。…
※「永久ひずみ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...