デジタル大辞泉 「物置」の意味・読み・例文・類語 もの‐おき【物置】 当面必要としない器具などを入れておく場所。また、そのための小屋。[類語]納屋・納戸・倉・倉庫・土蔵・穴蔵・金蔵・米蔵・穀倉・書庫・文庫 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「物置」の意味・読み・例文・類語 もの‐おき【物置】 (一)〘 名詞 〙 薪・炭・雑具などを入れておく小屋。納屋(なや)。物置小屋。物置所。︹日葡辞書︵1603‐04︶︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「物置」の意味・わかりやすい解説 物置ものおき 別棟または住宅に隣接して設けられる収納スペース。物置に収納するものには、屋外で使用される自転車、乳母(うば)車、園芸用道具、ホース類、季節的に使用されるストーブ、網戸、簾(すだれ)など、いずれ処分する予定の古雑誌、古新聞、空き瓶類、小出しに使用する燃料︵石油、薪(まき)など︶や漬物類などいろいろある。 設置の仕方には、収納するものの使用法や配置によって、独立して設ける方法、塀を活用する方法、庇(ひさし)や差しかけを利用して設ける方法、床下を利用する方法などがある。一般に間口を広く、奥行を浅くすると使いやすい。 構造は、住宅の場合、木造かコンクリートブロック造のものが多い。湿気の防止と雨水の浸入には十分留意し、床は地盤から20センチメートルくらいは高くしておく。窓は収納の関係上、むしろないほうがよい。位置は、勝手口やユーティリティの近くで、主婦の使いやすい場所とするのが望ましい。物置の屋根を勝手口やユーティリティの入口まで掛け渡せば、雨の日でもぬれずに利用できる。塀や外壁を利用すると工賃が安くてすむ。近年は、簡単に組み立てられる金属製のプレハブ物置も市販されている。 ﹇中村 仁﹈ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
リフォーム用語集 「物置」の解説 物置 納屋と同じ用途で、母屋とは別に庭やガレージ等に設置される倉庫。普段使用しない物であったり、屋外で使用する物等を収納しておく事が多い。 出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報
世界大百科事典(旧版)内の物置の言及 【納屋】より …物を収めておくため,独立して作られた建物。同じ性格の建物には倉と物置があるが,倉が物を長期にわたって保存格納する性格であるのに対して,納屋はある行事や作業に必要な道具を格納し,ときには作業場として使われることもある。また,物置は雑多な物を入れておく建物であるのに対し,納屋は使用目的がしぼられた物を収納する。… ※「物置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」