環境基本法(読み)カンキョウキホンホウ

デジタル大辞泉 「環境基本法」の意味・読み・例文・類語

かんきょう‐きほんほう〔クワンキヤウキホンハフ〕【環境基本法】

 
調51993  

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精選版 日本国語大辞典 「環境基本法」の意味・読み・例文・類語

かんきょう‐きほんほうクヮンキャウキホンハフ【環境基本法】

  1. 〘 名詞 〙 環境の保全についての基本理念と施策の基本となる事項を定める法律。従来の公害対策基本法に代わって平成五年(一九九三)公布、施行。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「環境基本法」の意味・わかりやすい解説

環境基本法
かんきょうきほんほう


19931119591

 ()34調569

 1519946

 19201997699619

 22



1994調1994199312199899

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百科事典マイペディア 「環境基本法」の意味・わかりやすい解説

環境基本法【かんきょうきほんほう】

 
1993︿2012613201312︿201312︿
調  

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化学辞典 第2版 「環境基本法」の解説

環境基本法
カンキョウキホンホウ
environment basic law

1992年の地球サミット開催を受け,地球環境の保全を確保するとともに,国民の健康と文化的な生活の確保を目的として,1993年に施行された法律である.条文は第1章から第3章および附則からなり,全46条からなる.第1章では,基本理念とともに,国および地方公共団体,事業所および国民の責務を定め,第2章において,環境の保全に関する基本的施策が定められている.さらに第3章において,環境審議会などについて定められている.この環境基本法の施行により,公害対策と自然保護対策が一本化されるとともに,地球温暖化やオゾン層の破壊,海洋の汚染,野生生物の種の減少など,地球規模の環境に影響を及ぼす事態にかかわる環境の保全についても定められた.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「環境基本法」の意味・わかりやすい解説

環境基本法
かんきょうきほんほう

平成5年法律91号。環境保全の進め方を定めた法律。1992年10月,中央公害対策審議会と自然環境保全審議会が答申し,環境庁が法案を作成,1993年11月に制定された。基本理念として,環境の恵沢の享受と継承,環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築(→持続可能な開発),国際的協調による地球環境保全の積極的推進を掲げ,国や自治体の役割や,環境保全のための基本的事項や方法が定められている。具体的な環境評価対象や手続きなどについては,1997年に成立した環境影響評価法(環境アセスメント法)に定められた(→環境アセスメント)。

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