生口(読み)いきぐち

精選版 日本国語大辞典 「生口」の意味・読み・例文・類語

いき‐ぐち【生口】

 

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いけ‐くち【生口】

  1. 〘 名詞 〙 証言する人。証人
    1. [初出の実例]「仍搦取三人乞食法師〈略〉於二人者其頸、失生口了」(出典高野山文書‐嘉祿二年(1226)一一月二八日・関東御教書)

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普及版 字通 「生口」の読み・字形・画数・意味

【生口】せいこう

 


 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生口」の意味・わかりやすい解説

生口
せいこう
saenggu

 
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山川 日本史小辞典 改訂新版 「生口」の解説

生口
せいこう


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旺文社日本史事典 三訂版 「生口」の解説

生口
せいこう

生きた人間の意で,奴婢 (ぬひ) などの奴隷
『後漢書』東夷伝に107年倭の国王帥升 (すいしよう) らが後漢の安帝に160人を献上,『魏志』倭人伝に239年邪馬台国 (やまたいこく) の女王卑弥呼 (ひみこ) が魏に男4人,女6人の生口を献上との記事がある。

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世界大百科事典(旧版)内の生口の言及

【口寄せ】より

…口寄せには神霊ののりうつるカミオロシと死霊の憑依するホトケオロシがあり,前者を神口(かみくち),後者を死口(しにくち)という。ほかに生死不明の霊魂の憑く生口(いきくち)もまれにみられるが,もっとも多くは死口寄せである。東北地方のイタコは,死後100日以内の死者を新ボトケといい,それ以前の死霊を古ボトケと称し,両者の口寄せ方式に相違がみられる。…

【巫女∥神子】より




 

※「生口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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