デジタル大辞泉 「真に」の意味・読み・例文・類語 しん‐に【真に】 [副]本当に。まことに。「真に喜ばしい成果」[類語]本当・まことに・実じつに・まったく・まさに・まさしく・げに・ひとえに・切せつ・現げんに・ほとほと・すっかり・つくづく・うんざり・全く以て・なんとも・実以て・げんなり・こりごり・食傷・へきえき・閉口・まっぴら・好いい加減・果てしない・限りない・真実・真個・真正・正真しょうしん・事実・実際・紛れもない・他ならない・有りのまま・現実・そのもの・神しん以て・神かみ掛けて・ほんま・正真正銘・いかにも 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「真に」の意味・読み・例文・類語 まこと‐に【真に・実に・誠に・洵に・寔に】 (一)[1] 〘 副詞 〙 間違いなくその状態であることを強調する語。本当に。真実に。げに。じつに。しんに。 (一)[初出の実例]﹁諒(マコトニ)委(し)る、深く信(う)くれば、感の応ぜざる无きことを︿国会図書館本訓釈 諒 万去止爾﹀﹂(出典‥日本霊異記︵810‐824︶中) (二)[2] 〘 感動詞 〙 =まこと︵真︶[ 三 ] (一)[初出の実例]﹁まことに、雪少し打ち散りて、折ふし取り集めて、さる事やは候しとよ﹂(出典‥大鏡︵12C前︶六) しん‐に︻真に︼ (一)〘 副詞 〙 ( ﹁しん︵真︶﹂に助詞﹁に﹂の付いてできたもの ) 本当に。まことに。また、真剣に。本気で。 (一)[初出の実例]﹁真観二無生一、究竟持戒也といへり﹂(出典‥ささめごと︵1463‐64頃︶下) (二)﹁真(シン)に嬉しひヨ﹂(出典‥人情本・春色梅児誉美︵1832‐33︶初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例