デジタル大辞泉 「真実」の意味・読み・例文・類語 しん‐じつ【真実】 ﹇名・形動﹈ 1 うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。﹁真実を述べる﹂﹁真実な気持ち﹂ 2 仏語。絶対の真理。真如。 [派生]しんじつさ﹇名﹈ ﹇副﹈本当に。確かに。﹁真実情けない思いをした﹂ [類語]真理・真・現(うつつ)・事実・本当・真相・現実・実情・実態・実際・史実・真正・実の・正真正銘・紛れもない・他ならない・有りのまま・有り様(よう)・事情・実況・実相・得体・現実・現実的・実際的・実地・現に・臨場感・リアル・実(まこと)/本に・本当・まことに・実に・真に・全く・まさに・まさしく・ひとえに・切(せつ)・げに・現に・ほとほと・すっかり・つくづく・全く以て・何とも・実以て・真個・真正・正(しょ)真(うしん)・事実・実際・紛れもない・他ならない・有りのまま・現実・そのもの・神(しん)以て・神(かみ)掛けて・ほんま・正真正銘・いかにも しん‐じち【真▽実】 [名・形動ナリ]「しんじつ(真実)」に同じ。「―に絶え入りにければ、まどひて願たてけり」〈伊勢・四〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「真実」の意味・読み・例文・類語 しん‐じつ【真実】 (一)[1] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) (一)① うそでないこと。偽りでないこと。また、そのさま。ほんとう。誠。しんじち。 (一)[初出の実例]﹁善根道断呼二甘樹一、真実謀窮稔二福田一﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶四・仁和四年、自春不雨。府之少北、有一蓮池) (二)﹁若し真実の言を致さば我が身本の如く可平復し﹂(出典‥今昔物語集︵1120頃か︶五) (三)[その他の文献]︹陸雲‐与戴季甫書︺ (二)② 仏語。仮でないこと。永久にかわらない絶対究極のまことのもの。また、そのようなさま。しんじち。 (一)[初出の実例]﹁真実者。謂二今日一一。此一当実非レ虚。故称二真実一也﹂(出典‥法華義疏︵7C前︶一) (二)[その他の文献]︹勝鬘経‐真実義功徳章︺ (二)[2] 〘 副詞 〙 ほんとうに。たしかに。まったく。すっかり。 (一)[初出の実例]﹁木曾真実意趣なきよしをあらはさんがために﹂(出典‥平家物語︵13C前︶七) (二)﹁イヤイヤこればかりは実ぢゃ真実ほんまの事ぢゃ﹂(出典‥滑稽本・浮世床︵1813‐23︶初) しん‐じち【真実】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「じち」は「実」の呉音 )① =しんじつ(真実)[ 一 ]①[初出の実例]「いとかくしもあらじと思ふに、しんじちに絶えいりにければ」(出典:伊勢物語(10C前)四〇)「是はいかな事それはおざれ事でござらふ。〈略〉いやしんじちじゃ」(出典:虎明本狂言・靫猿(室町末‐近世初))② =しんじつ(真実)[ 一 ]②[初出の実例]「この真実(シンジチ)の称名と真実の信楽をえたる人は、すなはち正定聚のくらゐに住せしめむとちかひたまへるなり」(出典:浄土三経往生文類(1257)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「真実」の読み・字形・画数・意味 【真実】しんじつ まことあること。晋・陸雲︹戴季甫に与ふる書、五︺に當りてくり、心懸をふ。粹沈、思、に居りをみ、心を秉(と)ること眞實、~欽愛の、款然(くわんぜん)至實なり。 字通﹁真﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
デジタル大辞泉プラス 「真実」の解説 真実 韓国のテレビドラマ。2000年1月放映開始。実際に起こった事件・事故を題材にしたシリアスドラマ。出演は、チェ・ジウ、リュ・シウォン、パク・ソニョンほか。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報