社団(読み)シャダン

デジタル大辞泉 「社団」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐だん【社団】

一定目的をもった人の集団で、団体としての組織をもち、社会上1個の単一体として存在するもの。→財団
社団法人」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「社団」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐だん【社団】

  1. 〘 名詞 〙 一定の目的のために組織された団体で、その団体自身が社会上一個の単一体として存在し活動するもの。法人格を認められたもの(社団法人)と、そうでないもの(権利能力のない社団)とがある。
    1. [初出の実例]「一種の醜類と為し、別に至鄙の社団を結ばしむ」(出典:日本風俗備考(1833)二一)

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百科事典マイペディア 「社団」の意味・わかりやすい解説

社団【しゃだん】

 
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山川 世界史小辞典 改訂新版 「社団」の解説

社団(しゃだん)
corps



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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社団」の意味・わかりやすい解説

社団
しゃだん

社団法人」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の社団の言及

【アンシャン・レジーム】より


[社会構造]
 家を起点とするアンシャン・レジーム社会は,さまざまな地縁的・職能的結合の網の目によって覆われていた。村落共同体や同職ギルドは,そのよく知られている例だが,これらの団体はそれぞれ法的地位を付与されて〈社団corps〉を形成する。このような多種多様な社団的結合に立脚しているところに,アンシャン・レジーム社会の特質があった。…

【絶対王政】より

…なぜなら絶対王政のもとにおいては,直接生産者たる農民に対する領主の支配(領主制)が依然として維持され,その基礎の上に国王を頂点とする身分制的階層秩序が構築されていたのであり,その国家権力は,平等な基本的人権を認められた近代市民を基礎とするものではなかったからである。とくに絶対王政のもとでは,聖職者,貴族,平民といった旧来の身分制が維持されたのみならず,それぞれの身分の内部はさらに職能などによるいくつもの団体(社団)に細分され,それらの団体はさまざまな特権によって互いに区別されていた。国王は,それらの団体が特権をめぐって相互に対立・反目しているという状態を利用して王権を強化したのである。…

【法人】より


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【身分制社会】より


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※「社団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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