種の起原(読み)しゅのきげん(英語表記)Origin of Species

精選版 日本国語大辞典 「種の起原」の意味・読み・例文・類語

しゅのきげん【種の起原】

 

(一)( [] On the Origin of Species by Means of Natural Selection or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「種の起原」の意味・わかりやすい解説

種の起原 (しゅのきげん)
Origin of Species


C.1859On the Origin of Species by Means of Natural SelectionG.L.L.deE.J.C.



18961905191519241927192919381963-711958-596R.1982

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「種の起原」の意味・わかりやすい解説

種の起原
しゅのきげん


CROn the Origin of Species by Means of Natural Selection1859189629()()()()

 183118361842333518562AR7稿1859

 1461872115()6



3

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「種の起原」の意味・わかりやすい解説

種の起原
しゅのきげん
On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life

イギリスの生物学者 C.ダーウィンの生物の進化についての著作。 1859年 11月 24日に出版。 31~36年にわたる『ビーグル』号での世界一周航海の経験から,生物の進化について気づいたダーウィンは資料を集積し,T.マルサスの人口論にヒントを得て,生物の変異性,適応,生存競争,自然選択,適者生存などの考えを中心にして,生物の進化とその要因について説いた。同国の A.ウォレスが同様な進化機構の着想に到達したのを知り,連名で 58年に学会で発表ののち,翌年に著作を発表したものである。生物学上の業績としてのみならず,思想界にも大きな影響を与えた。日本では 1896年に『生物始源一名種源論』 (立花銑三郎訳) として,初めて翻訳された。

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百科事典マイペディア 「種の起原」の意味・わかりやすい解説

種の起原【しゅのきげん】

 
C.185918726
 

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知恵蔵 「種の起原」の解説

種の起原

種の起源」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の種の起原の言及

【進化論】より

…スペンサーは生物と社会の並行的な見かた(社会有機体説)にもとづき,生物進化論と並んで社会進化論を唱えた。
【ダーウィンの進化論】
 C.ダーウィンが種の起原,つまり進化についての系統的研究を始めたのは,ビーグル号航海から帰った翌年の1837年,28歳のときであり,学説の骨格も早く成り立っていたが,公表されたのは58年7月1日のリンネ学会においてである。マレー諸島滞在中のA.R.ウォーレスから送られてきた論文が,ダーウィン自身の自然淘汰説と同趣旨であり,結局,両者の論文を同じ表題のもとにおいたジョイント・ペーパーとして発表することになったのであった。…

【ダーウィン】より


J.D.HookerA.(1858) (1859)(1868)1001975

【ビクトリア時代】より


191859C.

※「種の起原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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