ダーウィニズム(読み)だーうぃにずむ(英語表記)Darwinism

翻訳|Darwinism

デジタル大辞泉 「ダーウィニズム」の意味・読み・例文・類語

ダーウィニズム(Darwinism)

ダーウィンが唱えた進化論のうち、進化を主として自然選択説・適者生存の考えで説明する立場、およびそれに基づく思想。

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精選版 日本国語大辞典 「ダーウィニズム」の意味・読み・例文・類語

ダーウィニズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Darwinism ) チャールズ=ダーウィンが唱えた進化論のうち、進化を主として自然選択と適者生存に求める学説、および、それに基づいた進化思想一般をいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダーウィニズム」の意味・わかりやすい解説

ダーウィニズム
だーうぃにずむ
Darwinism


CR1859()

 100

 1

 KF

 ()()

 ()1972

 ES()1904西()1882


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改訂新版 世界大百科事典 「ダーウィニズム」の意味・わかりやすい解説

ダーウィニズム
Darwinism


1C.A.R.188919

 1870A.neo-Darwinism︿1930neo-Mendelism


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダーウィニズム」の意味・わかりやすい解説

ダーウィニズム
Darwinism

 
C. (1859)  (68)  (71) 3  

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知恵蔵 「ダーウィニズム」の解説

ダーウィニズム

自然淘汰(自然選択)を進化の基本的な機構と考える進化論。C.ダーウィンとA.R.ウォレスが同時に発表したが、ダーウィンの『種の起原』で広く知られるようになったため、こう呼ばれる。当時は遺伝の仕組みがわかっていなかったため、ダーウィンは獲得形質の遺伝を否定していなかったが、その後の遺伝学の発展でA.ワイスマンらにより否定され、変異の原因として突然変異だけを重視するネオ・ダーウィニズムが現れる。20世紀に入ると、集団遺伝学の理論や生態学その他の研究成果を踏まえて、進化の総合説が確立され、これが現在広く認められた正統派進化論となっている。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

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