(読み)ヘツイ

デジタル大辞泉 「竈」の意味・読み・例文・類語

へ‐つ‐い〔‐ひ〕【×竈】

 
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へ【×竈】

かまど。へっつい。
ゆめ、よもつ―ものを食ひそ」〈霊異記・中〉
 

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へっ‐つ‐い〔‐ひ〕【×竈】

《「へつい」の促音添加》かまど

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精選版 日本国語大辞典 「竈」の意味・読み・例文・類語

かま‐ど【竈】

 

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(四) (  ) ()
(一)[]()(椿180711)
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(一)[]()(14)
 
 

 

(一)   (  )
(二) 
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(三) 
(一)[](1275)
 

へ【竈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「べ」とも ) かまど。→よもつへぐい(黄泉竈食)

へっ‐つ‐い‥ひ【竈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「へつい(竈)」の変化した語 ) かまど。〔文明本節用集(室町中)〕

べ【竈】

  1. 〘 名詞 〙へ(竈)

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改訂新版 世界大百科事典 「竈」の意味・わかりやすい解説

竈 (かまど)




320cm西31調46

56


︿︿︿

 調

 鹿

 西35



宿1

 婿3

 姿


西調

 西1使

 西

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百科事典マイペディア 「竈」の意味・わかりやすい解説

竈【かまど】

 
()()西()()
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「竈」の解説


かまど

「くど・へっつい」とも。竈処(かまど)の意。家の火所(ひどころ)すなわちクドの一つで日常的に食物の煮炊きに用い,一般には土間の奥に築いた。クドはもとカマドのうしろの煙出し穴をさした。火所のもう一つである炉もクド・カマドといったので,土で築いた土竈の出現以前は,炉とカマドは一致していたと考えられる。生活の拠点となるところから,家・所帯を数えるのにも用い,分家させることを「カマドを分ける」ともいう。家を象徴するところから,カマドに祭られる竈神は家の神の性格をもつ。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

食器・調理器具がわかる辞典 「竈」の解説

かまど【竈】

 
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出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【窯】より


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【家】より


 

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【オーブン】より

…かまどのこと。一般には箱型の加熱調理器具で,天火ともいう。…

【パン】より

…ナーンは,発酵したいわば薄パンで,一晩置いたドウの薄板を,高熱のカマドの側壁に貼って焼く。二つ折り,四つ折りにして羊の串焼き(シシカバブ)や野菜を包んで食べるが,発酵性でかまどを用いるという点では,ヨーロッパのパンに近似している。中東の農村では,ナンをさらに薄く焼いたタンナワーを食べる。…

【分家】より

…一般にある家族に属する家族員が分離して新たな家族を創設する分家行為によって形成された家族をいう。しかしながら日本では家族員の分離のすべてを分家と呼んできたわけではないし,分家行為によらない分家の例もしばしばみられた。分家はまず単なる家族員の分離ではなく,新たな家族の形成が社会的に承認されなければならない。村落社会においてはとくにこれが重要であって,社会的承認を得るための村への挨拶など数々の手続がみられた。…

【屋敷】より


 ()(簿)11

※「竈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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