笠懸(読み)カサガケ

デジタル大辞泉 「笠懸」の意味・読み・例文・類語

かさ‐がけ【×笠懸】

 
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精選版 日本国語大辞典 「笠懸」の意味・読み・例文・類語

かさ‐がけ【笠懸】

 

(一)   (  ) ()()()()()  

笠懸〈男衾三郎絵詞〉
︿

[](1092)

()()()(183236)


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百科事典マイペディア 「笠懸」の意味・わかりやすい解説

笠懸【かさがけ】

 
()30m()()()2()() ()︿()()7
 

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改訂新版 世界大百科事典 「笠懸」の意味・わかりやすい解説

笠懸 (かさがけ)


綿使1030m


笠懸(旧町) (かさかけ)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「笠懸」の意味・わかりやすい解説

笠懸
かさかけ

 
 1990 2006 1975宿西鹿 ()   

笠懸
かさがけ

笠を的にして,馬上から弓で射る騎射武術。1町 (約 109m) の馬場で綾藺笠 (あやいがさ) または1尺8寸 (約 55cm) の的を遠矢で射る。射手は 10騎または 12騎。ほかに4寸 (約 12cm) の的を用いる小笠懸がある。鎌倉時代に武士の騎射訓練のため盛んに行われ,犬追物 (いぬおうもの) ,流鏑馬 (やぶさめ) とともに騎射の三つ物といわれた。古くは天喜5 (1057) 年の平定家の記に名がみえる。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「笠懸」の解説

笠懸
かさがけ

馬上の射技の一つ。本来射手(いて)の笠を懸けて的としたための呼称で,馬上から遠距離の対象を射る訓練を目的とした。流鏑馬(やぶさめ)よりも略式で行われ,装束も烏帽子(えぼし)・直垂(ひたたれ)に行騰(むかばき)だけで,矢も雁股(かりまた)の鏃(やじり)を抜いた鏑矢(かぶらや)を用いた。正式の馬場は直線1町(弓杖51杖)。走路を疏(さぐり)とよび,馬場本から弓杖33杖,疏から8杖の距離に的を立てた。疏を逆行して馬手(めて)側の小的を射ることを小笠懸,通常の笠懸を遠笠懸とよぶ。

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旺文社日本史事典 三訂版 「笠懸」の解説

笠懸
かさがけ

鎌倉時代より武士に愛好された武技の一つ
走っている馬上から笠または的を射る競技で,犬追物や流鏑馬 (やぶさめ) と並んで,武士の子弟の鍛練のために愛好された。

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世界大百科事典(旧版)内の笠懸の言及

【的】より


鹿鹿41818

※「笠懸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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