デジタル大辞泉 「選る」の意味・読み・例文・類語 すぐ・る【▽選る】 ﹇動ラ五︵四︶﹈ 1 多くの中からすぐれたものを選び出す。えりぬく。﹁優秀な選手を―・る﹂ 2 扱(こ)く。しごく。﹁わらを―・る﹂ [類語]選ぶ・選(よ)る・選(え)る・篩(ふる)う・選択する・取捨する・選定する・選考する・選別する・セレクトする・ピックアップする・より分ける・選び出す・選び取る・選り出す・選出する・取捨選択・二者択一・選り取り見取り・抽出 よ・る【▽選る/▽択る】 [動ラ五(四)]《「える」の音変化》複数の中から目的や基準にあったものを取り出す。えらぶ。「気に入ったのを―・る」[可能]よれる[類語]より分ける・選ぶ・すぐる・選える・篩ふるう・選択する・取捨する・選定する・選考する・選別する・セレクトする・ピックアップする・選び出す・選び取る・選り出す・選出する・取捨選択・二者択一・選り取り見取り・抽出 え・る︻▽選る/▽択る︼ ﹇動ラ五︵四︶﹈選び取る。選ぶ。よる。﹁よいものだけを―・る﹂ [類語]選ぶ・選(よ)る・篩(ふる)う・選択する・取捨する・選定する・選考する・選別する・セレクトする・ピックアップする・より分ける・すぐる・選び出す・選び取る・選り出す・選出する・取捨選択・二者択一・選り取り見取り・抽出 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「選る」の意味・読み・例文・類語 すぐ・る【選】 (一)〘 他動詞 ラ行五︵四︶ 〙 (二)① 多くの中からえらびとる。よりぬく。えらび出す。選抜する。 (一)[初出の実例]﹁えらびすぐりたる上手をととのへたり﹂(出典‥宇津保物語︵970‐999頃︶吹上下) (二)﹁島津家にては、精兵をすぐり、小船に乗せて、夜のまぎれに、琉球の後の方へ回り﹂(出典‥尋常小学読本︵1887︶︿文部省﹀七) (三)② 扱(こ)く。扱きとる。しごく。 (一)[初出の実例]﹁与兵衛は藁をすぐって、苞を拵らへ居る﹂(出典‥歌舞伎・蝶々孖梅菊︵1828︶三幕) え・る︻選・撰・択︼ (一)〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 二つ以上のものの中からある基準にあったものをとり出す。とり出して区別する。撰択する。えらぶ。えらむ。よる。 (一)[初出の実例]﹁時に坂合部連贄宿禰、皇子の屍を抱きて燔(や)き死(ころ)されぬ。︿略﹀遂に骨を択(エル)こと難し﹂(出典‥日本書紀︵720︶雄略即位前︵図書寮本訓︶) (二)﹁いふ人おほく、いどみたる中にえりて婿になりたるも﹂(出典‥枕草子︵10C終︶一八五) よ・る︻選・撰・択︼ (一)〘 他動詞 ラ行五︵四︶ 〙 ( ﹁える︵選︶﹂の変化した語 ) 二つ以上のものの中からある基準にあったものをとり出す。とり出して区別する。えらぶ。 (一)[初出の実例]﹁奈良中無法量料足よる間、従二筒井一銭定の札打レ之﹂(出典‥多聞院日記‐天正一〇年︵1582︶九月一六日) (二)﹁自分で御好きなのを択(ヨ)って頂戴﹂(出典‥明暗︵1916︶︿夏目漱石﹀三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例