金剛智(読み)コンゴウチ

デジタル大辞泉 「金剛智」の意味・読み・例文・類語

こんごうち【金剛智】[人名]

 
︿Vajrabodhi6717415  
 

×

 

[]  

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精選版 日本国語大辞典 「金剛智」の意味・読み・例文・類語

こんごう‐ちコンガウ‥【金剛智】

 

(一)[1]    ()
(一)[](1224)
(二)[]
(二)[2] ( [] Vajrabodhi ) ()
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「金剛智」の意味・わかりやすい解説

金剛智
こんごうち
(671―741)


Vajrabodhi10()()()()()7208()()72320()4()()()()()()

 20161118

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改訂新版 世界大百科事典 「金剛智」の意味・わかりやすい解説

金剛智 (こんごうち)
Jīn gāng zhì
生没年:671-741

中国唐代の訳経僧,密教付法の第5祖。インド摩羅耶国の王族といわれ,本名はバジュラボディVajrabodhi(跋日羅菩提)。ナーランダー寺に出家し律,唯識を修め,さらに竜智から金剛頂など真言密教の奥旨を受けた。のち唐への伝導を決意,海路により720年(開元8)長安に達し,20年の間,訳経のかたわら密教の普及につとめ,玄宗の勅命により大慈恩寺に住した。のち洛陽に没した。《金剛頂瑜伽中略出念誦経》訳出は金剛界系密教の基礎となった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金剛智」の意味・わかりやすい解説

金剛智
こんごうち
Vajrabodhi

 
[]671
[]29(741).
51318 (720) 81171  

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旺文社世界史事典 三訂版 「金剛智」の解説

金剛智
こんごうち

671〜741
唐に渡来した密教の僧
南インドの王族出身。31歳のとき竜智 (りゆうち) に師事して真言密教の奥旨をきわめ,720年南海から洛陽に来て密教を広めた。また723年より仏典8部11巻を漢訳。弟子に不空 (ふくう) ・一行 (いちぎよう) がいる。

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