限界生産力説(読み)げんかいせいさんりょくせつ(英語表記)theory of marginal productivity

日本大百科全書(ニッポニカ) 「限界生産力説」の意味・わかりやすい解説

限界生産力説
げんかいせいさんりょくせつ
theory of marginal productivity


JB

 BCGHADFICDHI(1)AECD(2)JGH(2)FJHI(1)EBC

 使(1)(2)(3)(1)



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改訂新版 世界大百科事典 「限界生産力説」の意味・わかりやすい解説

限界生産力説 (げんかいせいさんりょくせつ)


使1︿2

 調

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「限界生産力説」の意味・わかりやすい解説

限界生産力説
げんかいせいさんりょくせつ
marginal productivity theory

 
B. () 1U ()  

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百科事典マイペディア 「限界生産力説」の意味・わかりやすい解説

限界生産力説【げんかいせいさんりょくせつ】

労働,資本などの生産要素の社会全体における分配関係を説明しようとする理論。J.B.クラークが体系化。労働,土地,資本などの生産要素を使用して生産物を生産するとき,他の要素の量を一定にして,ある生産要素をもう1単位だけ増加することにより可能になる生産物の増加量をその生産要素の限界生産力と呼ぶ。資本を一定にしておいて,労働量を1単位ずつ増すごとに労働の生産物の増分すなわち労働の限界生産物は減少する。この一定の労働力の最終単位の限界生産力が一般的賃金水準を決定するというのが賃金の限界生産力説である。同様に,所与の資本量の最終単位の限界生産力が利子の大きさを決めるというのが利子の限界生産力説である。
→関連項目収穫逓減の法則生産力賃金説分配

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世界大百科事典(旧版)内の限界生産力説の言及

【ウィックスティード】より

…倫理学,社会学から経済学に関心をもつようになったが,W.S.ジェボンズの最終効用理論から出発して,それを〈限界効用marginal utility〉と呼びかえ,限界主義理論を展開したのが《経済学のアルファベット》(1888)である。のち《分配法則の統合に関する一試論》(1894)において,限界原理を生産要因の価格決定に応用し限界生産力理論(限界生産力説)を構成した。そしてこの理論が成立するための前提条件として,生産関数の一次同次性と完全競争とを指摘し,いわゆる完全分配問題の解決に貢献した。…

【賃金】より




 (1)1819(2)19(3)1920(4)204

【分配理論】より


 M.

※「限界生産力説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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