雄略天皇(読み)ユウリャクテンノウ

デジタル大辞泉 「雄略天皇」の意味・読み・例文・類語

ゆうりゃく‐てんのう〔‐テンワウ〕【雄略天皇】

 
21()()()()()478使  

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精選版 日本国語大辞典 「雄略天皇」の意味・読み・例文・類語

ゆうりゃく‐てんのう‥テンワウ【雄略天皇】

 

(一)()()()()
 

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改訂新版 世界大百科事典 「雄略天皇」の意味・わかりやすい解説

雄略天皇 (ゆうりゃくてんのう)


5︿︿殿︿

 ︿︿478︿︿西︿︿479502

 475


︿  ︿ ︿ ︿

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雄略天皇」の意味・わかりやすい解説

雄略天皇
ゆうりゃくてんのう

 
215  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「雄略天皇」の意味・わかりやすい解説

雄略天皇
ゆうりゃくてんのう

生没年不詳。5世紀後半の天皇で、記紀では第21代に数えられる。『日本書紀』には在位23年で崩ずと記す。大泊瀬幼武(おおはつせわかたけ)(大長若建)天皇(命(みこと))ともいう。允恭(いんぎょう)天皇の皇子で、母は忍坂大中姫(おしさかおおなかつひめ)(大中津比売)。泊瀬朝倉宮に即位し、王権を強化する。諸氏族の反乱を鎮圧し、対外関係においても注目すべき伝えがある。『宋書(そうじょ)』にみえる倭王武(わおうぶ)は雄略天皇とする説があり、倭王武は478年に南朝宋へ遣使上表し、「使持節都督倭、新羅(しらぎ)、任那(みまな)、加羅、秦韓(しんかん)、慕韓六国諸事事安東大将軍倭王」に任命された。『南斉書(なんせいしょ)』には479年に倭王武が鎮東大将軍になったと記す。埼玉県行田(ぎょうだ)市の稲荷山(いなりやま)古墳出土の鉄剣銘文にみえる「護加多支(わかたける)大王」は雄略天皇とする説が多い。『梁書(りょうしょ)』や『南史』にみえる502年の倭王武は、『宋書』の倭王武とは別の王とする説もあり、502年の中国史書の記述は、実際の朝貢に基づいたのではなく、5世紀後半の倭王武の遣使朝貢を受けた記述とする見解が有力である。墓は丹比高鷲原(たじひのたかわしはら)陵(大阪府羽曳野(はびきの)市)とする。

[上田正昭]

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百科事典マイペディア 「雄略天皇」の意味・わかりやすい解説

雄略天皇【ゆうりゃくてんのう】

《日本書紀》にみえる天皇。諱(いみな)はワカタケル。允恭(いんぎょう)天皇の皇子。精力的な人物と伝え,初めて大臣(おおおみ)・大連(おおむらじ)制を定めた。その治世は大和朝廷の実力が伸張していった最後の時期(5世紀後半)に相当。478年に中国(宋)の順帝に上表文を送った倭王(わおう)の武(ぶ)は雄略天皇に比定され,埼玉県稲荷山古墳出土の鉄剣銘にみえる〈【わ】加多支鹵(わかたける)大王〉も雄略と考えられている。→倭の五王
→関連項目餌香市江田船山古墳大王天皇一言主神獲加多支鹵大王

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「雄略天皇」の解説

雄略天皇
ゆうりゃくてんのう


215()()()()()()()()477()()

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雄略天皇」の解説

雄略天皇 ゆうりゃくてんのう

 
215
()(),(),()(),()()()()2387124()()()()  

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旺文社日本史事典 三訂版 「雄略天皇」の解説

雄略天皇
ゆうりゃくてんのう

 

5
 ()  () 4781  

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世界大百科事典(旧版)内の雄略天皇の言及

【稲荷山古墳】より


 ()()8︿()()()()()471︿︿

【江田船山古墳】より


1934︿43878()︿[][]

【吉備氏の反乱】より

…《日本書紀》に3種の伝承を載せている。雄略7年8月条では,吉備下道前津屋(さきつや)が宮廷に宦者(とねり)として仕えていた弓削部虚空(おおそら)を帰郷時に留使したが,雄略天皇によって召還される。前津屋が大女や大雄鶏を自分に,小女や小禿雄鶏を雄略に見立てて戦わせ,雄略の側が勝つとこれを殺しているのを虚空から聞いた雄略は,物部30人をして一族70人を誅滅した。…

※「雄略天皇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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