本物の自由軒
自由軒は、明治の創業当時の味を代々受け継いできました。
しかし、最近では自由軒の名前を使ったレトルトカレーや、当店とは全く関係のない店舗が見られます。こちらでは、そのような誤解を払拭する意味も込めて、「本物の自由軒とは何か?」について、ご紹介いたします。
自由軒の店舗について
明治43年に、大阪初の西洋料理店としてオープンした自由軒。誠意の込もった営業を行うことで、多くのお客様にご支援いただいております。
最近、お客様から﹁自由軒は何店舗あるのですか?﹂というご質問をよくいただきます。これは、自由軒の名前を冠した﹁せんば自由軒﹂というお店が、大阪市内や関東地方で見受けられるからだそうです。
これらの誤解は、当店の2代目店主、吉田四郎が昭和45年に、大阪・本町の船場センタービルの中のみで出店を許可した﹁本町自由軒﹂(現在は﹁せんば自由軒﹂)に端を発します。
この﹁せんば自由軒﹂が﹁自由軒﹂の名で、通信販売等でレトルトカレーを販売するようになり、又店舗を出したことから、﹁自由軒﹂と﹁せんば自由軒﹂の混同が生じたものです。
もちろん、この﹁せんば自由軒﹂は現在では当店と関係がありません。
明治43年に創業し、﹁織田作之助が愛した名物カレー﹂の自由軒は﹁難波本店﹂﹁天保山店﹂で営業しております。
当店をご利用いただくお客様にご迷惑が生じないよう、以下に当店とそのお店との歴史上の違いについて記載いたします。
レトルト商品について
お客様からの質問で﹁現在自由軒はレトルトカレーを販売していますか﹂と、ご質問いただくことが多々あります。
自由軒の名物カレーの調理方法は門外不出とされ、これまで親子代々に渡って引き継がれてきました。保存料や着色料を一切使わず、一流の料理人の手によって作られる、まさに本物の味です。ただ、ご家庭でも当店の味を楽しみたいという、多数のお客様からのお問い合わせを頂き、永年、研究・開発を続けて参りました。
その結果、本当に満足のいくレトルトタイプのカレーの開発に成功。
2007年8月より、各店舗や多くのデパート・スーパー等でお取り扱いいただき、また、インターネット通販でも名物カレー5食詰合わせセットや、各種カレー缶詰を販売させていただいております。
- 自由軒の歴史
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