氷川神社 (東京都港区赤坂)
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(赤坂氷川神社から転送)
氷川神社 | |
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所在地 | [1] |
位置 | 北緯35度40分5.64秒 東経139度44分7.85秒 / 北緯35.6682333度 東経139.7355139度座標: 北緯35度40分5.64秒 東経139度44分7.85秒 / 北緯35.6682333度 東経139.7355139度 |
主祭神 |
素盞嗚尊 奇稲田姫命 大己貴命[1] |
社格等 | 准勅祭社・府社 |
創建 | 伝・天暦5年(951年)[1] |
本殿の様式 | 権現造[2] |
別名 | 赤坂氷川神社[1] |
例祭 | 9月16日 |
主な神事 | 四合稲荷祭、末廣稲荷祭、西行稲荷祭、型代流し神事他 |
地図 |
氷川神社︵ひかわじんじゃ︶は、東京都港区赤坂六丁目にある神社。同区内白金にある白金氷川神社・元麻布にある麻布氷川神社と区別するため、赤坂氷川神社︵あかさかひかわじんじゃ︶とも称される。旧社格は府社で東京十社の一つ。
祭神[編集]
●素盞嗚尊︵すさのおのみこと︶ ●奇稲田姫命︵くしいなだひめのみこと︶ ●大己貴命 ︵おおなむぢのみこと︶由緒[編集]
天暦5年︵951年︶、東国を遊行していた蓮林僧正が霊夢を見て、一ツ木村︵現・赤坂4丁目付近︶に奉斎したと伝えられる。 享保15年︵1730年︶4月、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の命により、現在地に遷された。現在の社殿はこの時に造営されたもので、東京都の有形文化財に指定されている。江戸幕府からの尊信は厚く、遷座直後に吉宗公が参拝し、14代家茂公まで歴代将軍の朱印状が下付された。麻布氷川神社、渋谷氷川神社、簸川神社などとともに江戸七氷川に数えられ、その筆頭とされる。 明治元年︵1868年︶、准勅祭社に列する。境内[編集]
摂末社[編集]
●四合稲荷神︵しあわせいなり︶‥明治31年︵1898年︶古呂故稲荷︵ころこいなり︶・地頭稲荷・本氷川稲荷・玉川稲荷の4社を合祀したことに由来。勝海舟が命名。その後、大正14年︵1925年︶に鈴降稲荷と縁起稲荷を合祀、昭和9年︵1934年︶に明徳稲荷を合祀。 ●西行稲荷神︵さいぎょういなり︶‥別名﹁火伏の稲荷﹂。火災除の御神徳があると言われている。 ●山口稲荷︵やまぐちいなり︶ ●桶新稲荷︵おけしんいなり︶‥御祭神 宇迦之御魂︵うかのみたまのかみ︶ ●九神社︵くじんじゃ︶‥天祖神社・春日神社・鹿島神社・八幡神社・諏訪神社・秋葉神社・厳島神社・金刀比羅神社・塞神社︵さいじんじゃ︶の9社を合祀。文化財[編集]
●氷川神社社殿︵東京都指定有形文化財 建造物︶[2] ●月岡芳年筆 ﹃ま﹄組火消し絵馬︵東京都港区指定有形文化財 絵画︶[5] ●徳川将軍家朱印状 付目録・条目・写し︵東京都港区指定有形文化財 古文書︶[5] ●御祭礼番附留︵東京都港区指定有形文化財 古記録︶[5] ●石燈籠四基︵東京都港区登録有形文化財 歴史資料︶[5] ●旧紀州家 櫓太鼓︵東京都港区登録有形文化財 歴史資料︶[5] ●祭礼山車行列額絵︵東京都港区指定有形民俗文化財︶[5] ●奉納絵馬七点︵東京都港区指定有形民俗文化財︶[5] ●力石︵東京都港区登録有形民俗文化財︶[5] ●氷川神社のイチョウ︵東京都港区指定天然記念物︶[5]年中行事[編集]
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- 月次祭
- 1日、15日
氏子地域[編集]
ギャラリー[編集]
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公道より参道を見る(2010年9月18日撮影)
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参道より一の鳥居を見る(2010年9月18日撮影)
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参道より二の鳥居を見る(2010年9月18日撮影)
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桜門より本殿を見る(2010年9月18日撮影)
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本殿を見る(2010年9月18日撮影)
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赤坂氷川山車(2010年9月18日撮影)
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赤坂氷川山車(2010年9月18日撮影)
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赤坂氷川山車の巡行の準備(2010年9月18日撮影)
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赤坂氷川山車の巡行(2010年9月18日撮影)
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赤坂氷川山車の巡行(2010年9月18日撮影)
所在地・交通[編集]
東京都港区赤坂6-10-12 赤坂通りの南側、六本木通りの北側に位置する。
脚注[編集]
参考文献[編集]
●滝口正哉 編﹃赤坂氷川神社の歴史と文化﹄赤坂氷川神社、都市出版 (発売)、2016年9月。ISBN 9784901783569。 NCID BB22711659。
●“氷川神社︻赤坂氷川神社︼”. 東京都神社庁. 2020年7月4日閲覧。
●“氷川神社社殿”. 東京都文化財情報データベース. 2022年5月24日閲覧。
●“港区文化財総合目録登録一覧”. 港区立郷土歴史館. 2020年6月4日閲覧。
●南部坂 - 以前は南部家や浅野家の屋敷があった。
●勝海舟 - 1872年より亡くなる1899年までこの神社のそばに寓居しており、その縁で﹁氷川翁﹂、︵大言癖から︶﹁氷川の大法螺吹き﹂などと呼ばれた。﹃氷川清話﹄という海舟の語録もある。またこの神社に遷座した古呂故︵ころこ︶稲荷、地頭︵じぬし︶稲荷、本氷川︵もとひかわ︶稲荷、玉川︵たまがわ︶稲荷を合わせて﹁四合︵しあわせ︶稲荷﹂と名付けたのも海舟である。
●幕末の三舟 - 勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟がそれぞれ﹁氷川神社﹂と認めた掛け軸が所蔵されている。
●氷川きよし - 芸名の﹁氷川﹂はこの神社に由来。
●櫻井よしこ - 境内に住む。
外部リンク[編集]
●赤坂氷川神社東京十社(准勅祭社) | |||||
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社名 | 主祭神 | 鎮座地(東京都) | 近代 | 別表 | |
根津神社 (根津権現) |
須佐之男命 大山咋命 誉田別命 大国主命 菅原道真公 |
文京区根津 | 府社 | ||
芝大神宮 (芝神明宮、飯倉神明宮) |
天照皇大御神 豊受大御神 |
港区芝大門 | 府社 | ||
神田明神 (神田神社) |
大己貴命 少彦名命 平将門神 |
千代田区外神田 | 府社 | 別表 | |
日枝神社 (山王権現、麹町山王) |
大山咋神 | 千代田区永田町 | 官幣大社 | 別表 | |
亀戸天神社 (東宰府、亀戸天満宮) |
天満大神 天菩日命 |
江東区亀戸 | 府社 | ||
白山神社 | 菊理姫命 伊弉諾命 伊弉冉命 |
文京区白山 | 郷社 | ||
品川神社 | 天比理乃咩命 素盞嗚尊 宇賀之売命 |
品川区北品川 | 郷社 | ||
富岡八幡宮 (深川八幡) |
品陀和気命 | 江東区富岡 | 府社 | ||
王子神社 (王子権現) |
伊弉諾命 伊弉冉命 天照大御神 速玉之男命 事解之男命 |
北区王子本町 | 郷社 | ||
氷川神社 (赤坂氷川神社) |
素盞鳴尊 奇稲田姫命 大己貴命 |
港区赤坂 | 府社 |