近江神宮前駅
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近江神宮前駅 | |
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![]() 石山寺方面駅舎(2017年4月) | |
おうみじんぐうまえ Omi-jingu-mae | |
◄OT15 京阪大津京 (0.6 km) (0.9 km) 南滋賀 OT17► | |
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所在地 |
滋賀県大津市錦織二丁目7-16 北緯35度1分41.07秒 東経135度51分21.02秒 / 北緯35.0280750度 東経135.8558389度座標: 北緯35度1分41.07秒 東経135度51分21.02秒 / 北緯35.0280750度 東経135.8558389度 |
駅番号 | OT 16[1] |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ▼石山坂本線 |
キロ程 | 9.1 km(石山寺起点) |
駅構造 | 地上駅(停留場) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
699人/日(降車客含まず) -2019年[要出典]- |
乗降人員 -統計年度- |
1,317人/日 -2019年[要出典]- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)5月15日[2][3] |
近江神宮前駅︵おうみじんぐうまええき︶は、滋賀県大津市錦織二丁目にある、京阪電気鉄道石山坂本線の停留場[* 1]。駅番号はOT16[1]。
石山坂本線の車両基地である錦織車庫が隣接しており[* 1][* 2]、運行上の拠点となっている[2]。
歴史[編集]
●1927年︵昭和2年︶5月15日‥琵琶湖鉄道汽船の山上︵廃止︶ - 松ノ馬場間の開業時に[4]、錦織駅︵にしこおりえき︶として開業[2][3][5]。 ●1929年︵昭和4年︶4月11日‥京阪電気鉄道との合併に伴い、同社の停留場となる[4]。 ●1941年︵昭和16年︶2月1日‥近江神宮前駅に改称[3][5]。 ●1943年︵昭和18年︶10月1日‥阪神急行電鉄との合併に伴い、京阪神急行電鉄︵現・阪急電鉄︶の停留場となる[6]。 ●1948年︵昭和23年︶ ●1月1日‥錦織駅に再改称[3][5]。 ●7月10日‥近江神宮前駅に改称[3][5]。 ●1949年︵昭和24年︶12月1日‥京阪神急行電鉄からの会社分離に伴い、京阪電気鉄道が設立[6]。同社の停留場となる。 ●2005年︵平成17年︶4月18日‥定期券発売所を廃止。停留場構造[編集]
相対式ホーム2面2線[7]を有する地上駅である。駅舎はなく、上下線とも直接ホームに入る形となっている。坂本比叡山口方面行のホームは出入り口が2か所あり、ICカードリーダーも二組設置されている。停留場の東側に大津列車区があり、列車到着時にはその都度そこからステーションスタッフがホームに向かい、改集札を実施する[注 1]。その都合で職員専用の構内踏切も存在する。PiTaPa(ICOCA)利用時には専用のカードリーダーにかざして出入りする。また停留場東側には駅事務室とバリアフリー対応のトイレが設置されている。 平日と土曜・休日とも、日中の石山寺駅方面の列車は当停留場始発と坂本比叡山口駅始発の列車が交互に運行されている[* 3]。のりば[編集]
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
西側 | ▼石山坂本線 | 下り | 坂本比叡山口方面[* 4] | |
東側 | 当駅始発 | |||
上り | びわ湖浜大津・石山寺方面[* 4] |
付記事項
●ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない[2]。
●引上線が設けられていないため[7]、石山寺駅発当停留場着で折り返し石山寺行きとなる列車、およびびわ湖浜大津方面から錦織車庫へ入庫する列車の折返しは、下り本線上で行い、渡り線を経由して石山寺方面行ホームに入線する[2]。錦織車庫へ入庫する列車は石山寺方面行きホームにて再度折り返す[7]。
●構内の配線の都合上、錦織車庫を出庫して当停留場始発となる坂本比叡山口行き列車は、通常とは反対側の石山寺方面行ホームから発車する。
近江神宮前駅と渡り線
折返し待ち中の600形車両
停留場周辺[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/71/%E8%BF%91%E6%B1%9F%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E3%83%BB%E6%A5%BC%E9%96%80.jpg/220px-%E8%BF%91%E6%B1%9F%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E3%83%BB%E6%A5%BC%E9%96%80.jpg)
周辺は住宅密集地となっており、狭い路地が入り組んでいる。駅から北へ進むと錦織車庫を経て近江神宮に至る。駅西側を滋賀県道47号線が通り、そこから西へ進むと皇子山古墳群に至る。西大津バイパス︵国道161号︶はこの古墳群の近くを通る。
隣の停留場[編集]
- 京阪電気鉄道
- ▼石山坂本線
- かつては京阪大津京駅と当停留場の間に漣駅が存在したが、漣駅廃止時点では京阪大津京駅は開業していなかった。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ この関係上、京阪電車ホームページの「大津線駅係員配置時間」上では近江神宮前駅の「駅係員配置時間」を記載していない(平日/土曜・休日とも無配置扱い)。
書籍出典[編集]
サイト出典[編集]
(一)^ abcd“鉄学しましょ すぐそばに遺跡 古今亭駒治さん”. 東京新聞 TOKYO Web. (2020年3月24日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。 2022年2月10日閲覧。
(二)^ ab“京阪電気鉄道﹁大津線感謝祭﹂11/2開催 - 電車の運転体験など実施”. マイナビニュース (2019年10月22日). 2022年2月10日閲覧。
(三)^ “京阪電気鉄道、9/25ダイヤ変更 - 快速急行を設定﹁ライナー﹂増発”. マイナビニュース (2021年7月8日). 2022年2月10日閲覧。
(四)^ ab“近江神宮前駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。
(五)^ “﹁ちはやふる﹂観光客呼ぶ 近江神宮で倍増、若い参拝客も 滋賀”. 産経ニュース. (2016年4月13日) 2022年2月10日閲覧。
(六)^ “ちはやふる:ラッピング電車ツアーに瀬戸麻沙美&潘めぐみ 独占密着リポート”. MANTANWEB (2016年12月26日). 2022年2月10日閲覧。
(七)^ “近江神宮付属近江時計眼鏡宝飾専門学校”. 近江神宮付属近江時計眼鏡宝飾専門学校. 2022年4月2日閲覧。
参考文献[編集]
●今尾恵介﹃日本鉄道旅行地図帳9号 関西2﹄新潮社、2009年1月19日。ISBN 978-4-10-790027-2。 ●川島令三﹃︻図説︼日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 米原駅 - 大阪エリア﹄講談社、2009年8月20日。ISBN 978-4-06-270016-0。 ●寺田裕一﹃改訂新版 データブック日本の私鉄﹄ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。 ●地理情報開発 編﹃日本路面電車地図鑑﹄平凡社、2021年6月20日。ISBN 978-4-582-94606-2。関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 近江神宮前駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:近江神宮前駅