socio-logic.jp

2014-09-12 掲載 2013-09-12 更新

松木洋人『子育て支援の社会学』松木洋人『子育て支援の社会学』(2013年、新泉社)合評会

ここには、2014年9月13日に東京大学社会科学研究所にて開催した 社会学研究互助会アネックス第2回研究会「松木洋人『子育て支援の社会学』合評会」における配布資料などを掲載しています。

このコーナーの収録物 松木洋人さん  (三つの質問への回答  
  松木洋人さん (資料)(討議  
  萩原久美子さん (資料)(討議 ←このページ
  小宮友根さん (資料)(討議  
  全体討議摘要  
※萩原報告では、下記2つの論考も事前配布されました:

『子育て支援の社会学』の理解を深めるために ―― 労働/政策過程からの接近
萩原久美子(下関市立大学経済学部)

配布資料
質疑応答
評者と著者
全体討議

1, はじめに―― 課題設定のおもしろさと刺激的な論点提起

子育て支援という実践と社会空間への着目


90
   p.36



 p224p.16

 
 p.45
 

 


 
 p.15
  

 



p.221

 



 p.145


 

p146

調pp.180181

2,知見の整理と提起された論点 ―― 労働、職場編成、「子育て支援」の政策的制度化過程という観点から

ジレンマの発生過程、回避、逃避、乗り越え方 ―― 裁量性、職務、技能、対象

キサラギ(母子生活支援施設 併設型 トワイライトステイ)

保育形態集団保育不定期利用スポット夜間保育17:00~22:00未就学児から小学生

保育ママ(自治体 家庭的保育事業)

保育形態個別・小集団保育定期利用昼間保育(基本保育時間 8時から17時)0歳から3歳まで

ジレンマは回避すべきものなのか

家族主義的な概念の連関に埋め込まれたままで「育児の社会化」を進めるにあたっては支援の論理による子育て私事論の包摂によって・・・「保守主義」と「社会民主主義」の折り合いをつけやすい条件が整っていることは、支援提供者にとっても、またおそらく支援を受ける人々にとっても、日本社会の現状を所与とした場合には重要ではないか
(p.232)

政策と子育て支援実践における家庭性という戦略―― 家族主義的な概念の連関に埋め込まれたままで「育児の社会化」は追求可能か

日本社会の現状を所与とした場合・・・(前掲)
家族の育児責任を外部化すべきとだけを主張する言説は、子育て支援をめぐる言説のポリティクスのなかで、支援が実践される場において作動する家族主義的な論理に対しては有効なクレイムたりえない
(p.232)

 
 
  
 


(一)
 

(二)使使
 


(三)90
 
 90 

(四)
 
   

  

3



  


 
p.240
 
頁先頭↑

討議

質疑応答

  (  )
[  ]
  
 
  
[  ]
  
 
頁先頭↑ | 松木洋人さん (三つの質問への回答)(配布資料) | 萩原久美子さん小宮友根さん | 全体討議