というわけで、﹁視線の移動﹂という視点からは、﹁スクロールバー﹂類はその言語の﹁上手﹂に位置するのが自然です。つまり、左から書き始める言語を表示している際には、本文などよりもスクロールバーが左側に位置する方が自然に思えます。 その一方で、右手でマウスを操作する感覚からすると﹁スクロールバー﹂類は本文よりも右手に位置する方が自然に思えます。TabletPCを操作し始めると、そんなことを実感します。 液晶に(ペンで)触れることにより操作できるTabletPCは、WEBページをぼーっと眺めたり、メールをつらつら(書くのではなく)読んでみたりする分には、とても自然に気持ち良く使うことができます。﹁文中のリンクを選んで、そのリンクページに進む﹂というような作業をペン(=自分の指)で直接していると、﹁マウスで操作する﹂という作業はやはり﹁自分の腕や指を使う作業﹂のフェイク(偽物)であったんだなぁ、