要点 最先端機械学習モデル「Vision Transformer」に基づく、新たなレンズレスカメラの画像再構成手法を提案 提案した画像処理技術は高速に高品質な画像を生成できることを実証 小型・低コストかつ高機能であるため、IoT向け画像センシング等への活用に期待 概要 東京工業大学 工学院 情報通信系の潘秀曦(Pan Xiuxi)大学院生(博士後期課程3年)、陈啸(Chen Xiao)大学院生(博士後期課程2年)、武山彩織助教、山口雅浩教授らは、レンズレスカメラの画像処理を高速化し、高品質な画像を取得できる、Vision Transformer(ViT)[用語1]と呼ばれる最先端の機械学習技術を用いた新たな画像再構成手法を開発した。 カメラは通常、焦点の合った画像を撮影するためにレンズを必要とする。現在、IoT[用語2]の普及に伴い、場所を選ばず設置できるコンパクトで高機能な次世代カメラが
PFUのロングセラー商品である「Happy Hacking Keyboard」の最新モデル「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」 報道では、同社が保有するPFU株式の8割をリコーに約800億円で売却。縮小する事務機から企業向けソフト開発にシフトするとしている。 富士通広報部は、報道に対し「さまざまな経営戦略上の可能性を検討していることは事実ですが、現時点で当社として具体的に決定した事実はありません。今後、開示すべき事実が決定した際には速やかに公表します」とコメントしている。 関連記事 「Pepper事業は今後も強力に推進」 ソフトバンクロボティクスGが売却報道にコメント ソフトバンクロボティクスグループは、一部で報道された人型ロボット「Pepper」事業の売却について、「事実ではない」とするコメントを発表した。 ソフトバンクG
Project Silicaは、2023年までに100ゼタバイトを超えるデータをクラウドに保存することを目指し、ストレージシステムの構築と技術を根本的に再考するというMicrosoftのプロジェクトです。2019年には映画「スーパーマン」を手のひらサイズの石英ガラス板に保存することに成功しましたが、2023年10月にはそのストレージ容量は100倍以上の7TBまで成長し、保存できる寿命も1000年から1万年まで延長していることが発表されています。 Sealed in glass – Microsoft Unlocked https://unlocked.microsoft.com/sealed-in-glass/ Microsoft's glass data storage system saves terabytes for 10,000 years https://newatlas.co
2019年。ますますデジカメが売れなくなったといわれた1年ではあったけど、発売された機種の数を数えてみると、前年よりちょっと増えてるのだよね。コンパクトデジカメは減ってミラーレス一眼が増えてる。各社がそこに活路を見いだしてるのは確かだ。 というのはさておき、今年のカメラで印象的だったのは「すごいカメラ」と「ヘンなカメラ」が目立ったこと。 完成度は高くてすごくいいんだけど強い個性がないカメラが埋もれちゃってもったいなさすぎるというくらい、印象的なカメラがいっぱい出てきたのである。 画質がスゴかった系 スゴい系の筆頭はなんといっても富士フイルムの「GFX100」。35mmフルサイズより一回り大きなイメージセンサーを搭載して1億画素である。画素数を増やすのみならず、ボディ内手ブレ補正まで搭載して「1億画素で中判で手持ちでスナップを撮れる」という怖ろしいカメラだったのだ。 これはスゴい。このクラス
「あれっ!こんなところを間違えてるよ」―。パソコン画面上で何回も確認して間違いがなかったのに、紙に印刷すると原稿のミスが...。こんな経験はだれにでもあるが、その理由がよく分からない。 画面よりも紙のほうが、間違いに気がつきやすい。これは今まで何となく経験してきた真理だ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートワークを始めてからは、より一層それを強く感じる。リモートワークではプリンターが無かったり、あってもその能力不足で印刷に手間取ったり。だから、紙でのチェックを怠りがちになり、ミスが生じて後で大きなしっぺ返しを食らう。 もちろんできる限り間違いを減らし、仕事はスムーズに進めたい。紙と画面それぞれにおける、脳の働き方の違いなどを調べた上で、両者の使い分けを考察してみた。 「分析」の紙vs「パターン認識」の画面 メディア批評の先駆者、カナダのマーシャル・マクルーハン(1911~1980年
リコーから独立するスタートアップ企業「Vecnos(ベクノス)」が開発中の「全天球カメラ」。ペンのように細く、小型だが、これで自分の周囲全体を撮影できる。 撮影:西田宗千佳 3月10日、あるベンチャーがペン型の全天球カメラを発表する。正式名称はまだない。詳細スペックも公開されず、発売時期も「年内」としかわからない。 開発したのは、2013年に元祖全天球カメラ、リコーの「THETA(シータ)」を作ったチーム。つまり元リコー社員たちだ。 彼らはリコーから独立し、新たに「Vecnos(ベクノス)」というスタートアップを起業した。この製品はいわば、全天球カメラというジャンルを作った人々からの「もうひとつの回答」だ。
リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、2022年12月にお知らせしたPENTAXブランドでフィルムカメラの開発検討をおこなう「フィルムカメラプロジェクト」が次のステップに移行し、製品化に向けた開発段階に入りましたことをお知らせいたします。 「フィルムカメラプロジェクト」は、近年若年層を中心に人気が再燃しているフィルムカメラを新たに創り出すチャレンジとして、これまで開発検討をおこなってまいりました。デジタルカメラが主流となっている現在、あらためてフィルムカメラづくりに必要となる専用の部材調達や技術の伝承、フィルムや現像所の国内外での状況確認など、多岐に渡る課題を一つひとつクリアした結果、今の時代にマッチしたフィルムカメラの提供が可能だと判断いたしました。 今後、開発検討中に寄せられた国内外の多くのフィルムカメラファンの方々からの声に応えるべく、正式発表に向けて製品開発を進
40周年のお祭りムードのなか、先日、NHKがファミコンに関する記事を掲載した。ちなみに冒頭で紹介されている大阪府阪南市のレトロゲームの展示会には私オロチも展示側として参加させてもらっているのだが(※参照記事)、今回はそんなレトロゲームの展示会の喧伝ではなくて。笑。古川社長へのインタビュー部分にフォーカスを当ててみたい。 といっても注目すべきは内容ではない。インタビューに入る前のこの一文だ↓ 「3年は他社に追随されないものを、お客さまが求めやすい価格で実現する」こうテーマを掲げ、開発が推進されたというこのゲーム。 出たー!!。 ファミコン開発秘話が語られるときに必ずと言っていいほど出てくるエピソード。いわゆる「3年独走しろ」伝説だ。これは当時の山内社長がファミコンの開発を上村氏へ命じるさいに放った言葉とされている。この記事では古川社長の発言というよりも地の文として登場していたのだった。 それ
~究極のモノクローム写真を目指して専用イメージセンサーを搭載~ リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:赤羽昇)は、モノクローム写真の撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III Monochrome」を発売いたします。 本製品は、2021年11月に開催したファンイベント「PENTAXミーティングオンライン2021」でユーザーの方々に企画提案し、多くの関心を寄せていただけたことから製品化に向けて検討を重ねてきました。 高い基本性能とこだわりの機能を小型堅牢ボディに凝縮したAPS-Cフラッグシップモデルの「PENTAX K-3 Mark III」をベースに、モノクローム専用イメージセンサーを新たに搭載しています。 人間の目ではカラーで見える世界を、あえてモノクロームで表現することにより見えてくる世界、五感を研ぎ澄まし、想像力を最大限に生かした撮影を楽しまれ
あまり知られていない関数型言語のおもしろ概念として、Opticsというものがある。 Opticsとは、オブジェクト指向言語で言うところのSetter/Getterを一種の関数として捉え、いくつかの便利な特性を付与したものの総称だ。この便利な特性によって、Setter/Getter以上のことをパワフルにこなせる。 最も有名なOpticsはLensであり、色々な解説資料が(主にHaskell向けに)出ている。 blog.recruit.co.jp さて、これまでのOpticsを紹介する資料はSetterとGetterとしての側面に注目しがちだったので、じゃあOpticsの何が良いのか、Scalaでやる意義は何か、という側面をこの記事で紹介しようと思う。 Optics -- vs. copyメソッド地獄 Opticsは合成可能である Opticsはボトムアップのアプローチである Opticsがう
仕事でLensを使う機会があった。Lensは複雑で入り組んだデータ構造の読み書きに非常に効果的な手法であるにもかかわらず、関数型プログラマ以外にはあまり知られていないように思える。 そこでこの記事では、Lensとは何なのか、なにが良いのか、具体的にどのようなケースでLensが役立ったか、そしてLensの亜種について紹介する。業務でも使ってます! AIくんが考えるLens 前提条件 Lensとは Lensの使いどころ データをモデリングする場合 (とても つらい) Lensを使う場合: Lensはアクセスパスである Lensと愉快な仲間たち Lensの合成 -- andThenでひっつけよう Lens Law Monocleの便利機能 Lensの自動生成でサボる Focusでもっとサボる Lensがもたらしたもの まとめ あわせて読みたい 前提条件 この記事ではLensを紹介する言語としてS
喫茶店で一眼レフカメラ「ペンタックスKP」を開封している女の子を見つけ、話しかけずにはいられないペンタキシアン(=ペンタックスの熱狂的ファン)を描いた漫画が人気を集めています。そしてこの漫画を読んだペンタキシアンもまた、コメントせずにはいられないのです。 「一眼レフって強そう」程度の知識の女の子がカメラを購入します。すごく気に入ったワケではないけれど、なにかしらの運命を感じ取りました。大きな買い物のあとは喫茶店へ。席で開封しファインダーをのぞいていると、突如、スズメバチが「ペンタックスKP、なかなか渋いチョイスでございますな」と話しかけてきます。 一眼レフ購入 ひっそり開封 しあわせ 話しかけられた! なぜ人間サイズのハチが話しかけるのか、作中では特段説明はありませんが、ものすごく自然なやりとり。この話しかけるまでの一部始終を、ハチ視点から描いた続編も投稿されています。 ハチさんは実は人見
リコー CEO室の浅香孝司室長は2019年10月9日、東京ビッグサイトで開催中の「日経 xTECH EXPO 2019」で講演し、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を全社展開した軌跡を披露した。講演タイトルは「ボトムアップ活動の起爆剤とは 劇的な活動の拡大と進化を促す7つのポイント」である。 リコーが全社レベルでRPA導入に着手したのは1年半前の2018年春。きっかけは社内外から「リコーの課題抽出力や課題解決力が鈍っていると指摘を受けるようになった」(浅香室長)ことだったという。これを受けて、RPA導入を業務の可視化や改善活動につなげるプロジェクトが始動した。 浅香室長は「社内の改革活動は『誰のためか』『何のためか』という位置づけによって、参加する社員の心理や取り組み方が大きく変わる」と指摘した。リコーではRPA導入を単なる現場業務の自動化ではなく、「社員一人ひとりが業務プ
この記事は RICOH THETA Advent Calendar 2020 の14日目の記事です。 このアドベントカレンダーはどなたでも参加できます(コミュニティに入る必要はありません) まだまだ隙間が開いています、THETAプラグインに限らずRICOH THETAにまつわる色々なことで参加して頂けると嬉しいです! はじめに リコーの @KA-2 です。 弊社ではRICOH THETAという全周囲360度撮れるカメラを出しています。 RICOH THETA VやRICOH THETA Z1は、OSにAndroidを採用しています。Androidアプリを作る感覚でTHETAをカスタマイズすることもでき、そのカスタマイズ機能を「プラグイン」と呼んでいます(詳細は本記事の末尾を参照)。 今回は、THETAプラグインなしでも使える「FLIRC USB」という便利道具の紹介です。 この道具をTHE
ニコンのAPS-C一眼レフ用のキットレンズ終売へ 当サイト調べによると、ニコンのAPS-C一眼レフ用のキットレンズがいずれも終売になったことが明らかになりました。ニコンの現在の一眼レフ用のレンズラインナップは、標準ズームと望遠ズームで以下のようになっています。 ちなみにニコンのレンズは、フルサイズ用はFX、APS-C用にはDXのマークが記述されています。下記のレンズラインナップにもFXという記述があるので、フルサイズ用かAPS-C用なのかわかりやすいと思います。 ニコン標準ズームレンズのラインナップ -ニコンWebサイトより ニコン望遠ズームレンズのラインナップ -ニコンWebサイトより このように標準ズーム、望遠ズームからAPS-C用のレンズが完全になくなっていることがわかります。 通常、廉価な価格帯のカメラには、廉価な標準ズームや望遠ズームがキットレンズとして同梱されているレンズキット
【宇宙からの写真】宇宙初搭載 RICOHとJAXAの共同開発によるTHETA S ISS(国際宇宙ステーション)船外搭載 第四弾更新 【更新】2020年4月15日 動画1本を新規公開しました。 【更新】2020年3月2日 新コンテンツ(画像3本)を新規公開しました。 【更新】2019年11月27日 新コンテンツ(画像4枚、動画2本)を新規公開しました。 リコーシータを載せた宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)は、H-IIBロケット8号機(H-IIB・F8)により、種子島宇宙センターから2019年9月25日に打ち上げられ、無事9月28日に国際宇宙ステーション(ISS)到着に到着しました。 JAXAプレスリリース ・宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)の打上げ結果について ・宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)の国際宇宙ステーションとの結合
レンズサードパーティのシグマとタムロンが、キャノンのミラーレスカメラのマウント規格、RFマウントへ提供を開始する。 キャノンが参入を制限しているという噂もあったけども、ようやくだ。 SIGMA | 株式会社シグマ 1 Pocket キヤノンRFマウント対応レンズ追加のご案内 | ニュース | SIGMA | 株式会社シグマ https://www.sigma-global.com/jp/news/2024/04/23/010361/ SIGMAのキヤノンRFマウント対応レンズ追加のご案内のページです。 シグマ 株式会社タムロン [開発発表]タムロン初の「キヤノンRFマウント」用 小型軽量の大口径F2.8超広角ズー… https://www.tamron.com/jp/consumer/news/detail/b060rf_20240423.html タムロン写真用レンズのニュース「タムロン
リコーは8月2日、360度カメラ「RICOH THETA」の新たな拡張機能として、星空の撮影が簡単にできる「Starry Sky Snap」プラグインを公開した。 RICOH THETA Z1、RICOH THETA Vに対応したプラグイン。星空が見える環境でシャッターボタンを押すだけで、カメラが星空の状態を分析し、最適な設定で撮影を行う。専門的な知識がなくても、簡単に星空が撮影できるという。 リコー公式ストアで公開したプラグインとして18個目になる。同ストアではこれまでに、THETAを無線LANアクセスポイントに接続し、PCを介さずにYouTube経由でライブ配信できるプラグインや、THETAに写り込んだ人を検知して人数をIFTTT投稿するプラグインなどを公開している。 関連記事 リコー、THETAで撮影した宇宙の360度映像を公開 リコーは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発し
リコーは4月20日、同社の厚木事業所でフェイスシールド(飛沫防護マスク)を生産し、新型コロナウイルス感染症に対応する医療現場を支援すると発表した。5月末までに8000個(4月中に1000個、5月中に7000個)を製造し、厚生労働省が指定する57カ所の感染症指定医療機関に無償提供する予定。 フェイスシールドは、プラスチック板などで顔面を覆い、飛沫によるウイルス感染を防ぐ防護用品。リコーのフェイスシールドは、額にバンドで装着し、プラスチック板で顔全体と胸元を保護する仕様になるとみられる。製造に当たっては、同社の3Dプリンターや金型を活用するという。 同社は既に、英国の開発拠点でフェイスシールドを製造し、公的医療機関「National Health Service」(NHS)に提供し始めている。今後は英国で週に4万個の提供を目指す他、日本を始め同様の取り組みを世界各国に広げるとしている。 関連記
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