カリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogleの広大なキャンパス。そこに建つ何の変哲もない倉庫の中に、さまざまな形状や大きさのカメラが12台ほど置かれている。カメラはそれぞれ、500ポンド︵約230kg︶ほどあるリグや、映画﹃ゴーストバスターズ﹄に登場する﹁プロトンパック﹂のような装置に取り付けられたり、自転車やスノーモービル、自動車に搭載されたりしている。 これらのカメラは、Googleの﹁ストリートビュー﹂用カメラ技術の進化を物語ると同時に、市街地から野原、山の頂上まで、地球上のあらゆる場所で画像を撮影するために同社が用いている、さまざまな方法を見せてくれる。列の一番端にあるカメラは、一見よくあるコンピューターのようだが、その下には、4つのレンズが備わっている。航空機に取り付けて3Dの航空画像を撮影するためのものだ。 このカメラは、﹁Googleマップ﹂の新機能﹁イマーシブビュー﹂
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