歴史と心理に関するyamadarのブックマーク (3)
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幽霊とは何か──500年の歴史から探るその正体 作者: ロジャー・クラーク,桐谷知未出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2016/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る書名だけだとどういう本なのか掴みきれず、おそるおそる読み始めたのだが、第一章の最後を﹃これは、幽霊が存在するかどうかについての本ではない。わたしたちが幽霊を見るとき実際には何を見ているのか、どんな物語を伝えあってきたのかについての本だ。﹄と締めており﹁これなら安心して読めるな﹂と読み進めた次第である。 本書は副題にもある通り、おおよそ500年の歴史の中﹁イギリスで﹂、どのように幽霊があらわれ、人々がそれを体験してきたのかが語られるイギリスの幽霊史といった感じの本である。とはいえ幽霊はいつの時代にもいる。古代ギリシャの幽霊はぼんやりとした影のようなもので生者に影響を及ぼす力はなかったし、王政復古
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1945年5月、大分、熊本両県境に墜落したB29搭乗の米兵8人が次々と旧九州帝国大︵現九州大︶医学部に運ばれ、やがて死亡した。連合国軍総司令部︵GHQ︶が﹁類例ない野蛮さ﹂と表現した﹁九大生体解剖事件﹂。医学生として立ち会った福岡市の医師、東野利夫さん︵86︶は何を目撃し、何を思ったのか。﹁戦争は人を狂わせる。悲惨と愚劣しか残らない﹂。67年後の今、東野さんは改めて平和の尊さを訴える。 東野さんは1945年、同大医学部に入学。約1カ月後、配属された解剖学教室で、事件は起きた。﹁手術する場所を貸してほしい﹂。外科医から解剖学教室の教授に連絡があった。数日後、米兵の捕虜2人が運ばれてきた。麻酔がかけられ、肺の手術が始まった。透明の液体が体内に入れられたが、その液体が代用血液として試された海水だったことは後に知った。 実験手術だった。軍の立ち会いの下、4回にわたって8人に上り、うち2回を目撃。無
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スリランカ・シンハラ系民族の女性に惹かれて付き合っていたことがあるのだが、それが自分の美の概念を根底から変えてしまった。 あっという間にインド・アーリア系の女性の美しさに魅せられ、悩まされ、そして当惑させられ︵Bewitched, Bothered and Bewildered︶、今でも、世界で一番美しいのはインド女性だと信じて疑わない。 あの瞳、あの笑み、時に甘美で、時に凶暴で、全体的に力強く、視線の強さや、横顔の端正なシルエットは他のどの民族からも受けないインパクトがある。 カルカッタでも、ムンバイでも、そしてスリランカでも、バングラデシュでも、はっとするような女性があちこちに存在する。その美しさに心を揺さぶられる。 このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い ログイン. あなたは会員ですか?会員について ブラックアジアでは有料会員を募集しています。表記事を読んで関心を
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