国鉄C63形蒸気機関車(こくてつC63がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が計画・設計したテンダー式蒸気機関車の一形式である。国鉄最後の制式蒸気機関車として計画されながら、1956年昭和31年)に設計図が完成したのみで、実際には製造が行われなかった。このため未成車両となり、幻の(蒸気)機関車とも呼ばれている。

中村精密のC63形蒸気機関車のho模型

計画の背景

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C63195530

構造

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使C51C58C51



16kg/cm218 kg/cm2(1.765 MPa)[1]

1[2]





C59C61C62

C581C12-6-2

製造中止

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京都鉄道博物館に展示されているC63 1のナンバープレート

195631[3][4]

19593419603515197519763C63

C63EH50C58C58C51[]

80km/h[5]C58C51使[6]C63C51[7]C58[8]

C63 1[4]1/5[9][10]SL使

1C63 116C63N

C63SLSL

脚注

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(一)^ C581972121doi:10.11501/11956037https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11956037/69 "C6318kg/cm2(C58)"

(二)^ C62

(三)^ C631110(124)1956935doi:10.11501/2248476https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2248476/20 

(四)^ ab100p.79

(五)^ 

(六)^  181 

(七)^  172 

(八)^ 66 

(九)^ SLC63304(343)1979436-37doi:10.11501/2360078https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2360078/20 

(十)^ SLC63309(348)1979936-37doi:10.11501/2360083https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2360083/20 

参考文献

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  • JR西日本神戸支社鷹取工場100年史編集委員会『鷹取工場回想(創業100年の記録)』JR西日本鷹取工場、2000年1月。 
  • 久保田博「幻の近代化蒸気機関車“C63”」『鉄道ファン』第16巻、交友社、1962年10月。 
  • 『幻の国鉄車両』JTBパブリッシング、2007年。 

C63形蒸気機関車が登場する作品

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外部リンク

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