好摩駅
岩手県盛岡市好摩にあるIGRいわて銀河鉄道・東日本旅客鉄道の駅
好摩駅 | |
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![]() 新駅舎(2011年12月28日) | |
こうま Kōma | |
所在地 |
岩手県盛岡市好摩字上山2-14 北緯39度52分27.2秒 東経141度10分24.5秒 / 北緯39.874222度 東経141.173472度座標: 北緯39度52分27.2秒 東経141度10分24.5秒 / 北緯39.874222度 東経141.173472度 |
所属事業者 |
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電報略号 | コマ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,973*人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)9月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■いわて銀河鉄道線(IGR) |
キロ程 |
21.3km(盛岡起点) 東京から556.6 km |
◄渋民 (4.7 km) (5.6 km) 岩手川口► | |
所属路線 | ■花輪線(JR東日本) |
キロ程 | 0.0 km(好摩起点) |
◄**(渋民) (- km) (4.9 km) 東大更► | |
備考 |
共同使用駅(IGRの管轄駅) 直営駅 |
* 乗降人員はIGRいわて銀河鉄道とJR東日本の合算。 |
乗り入れ路線
IGRいわて銀河鉄道のいわて銀河鉄道線と、JR東日本の花輪線が乗り入れている。花輪線は当駅が起点であるが、すべての列車が片乗り入れの形でいわて銀河鉄道線盛岡駅まで直通する。
歴史的に、現在のいわて銀河鉄道線区間は、日本鉄道の路線として開業した当初より、その後省線、国鉄を経てJR東日本へと経営母体は変わっても、常に東北本線の一部区間として管理されてきた。この間、各時代、各事業者によって単独管理されてきたが、2002年12月1日、東北新幹線の八戸駅延伸に伴い並行在来線が経営分離されると、東北本線の盛岡駅 - 目時駅間はいわて銀河鉄道線となった。
こうした歴史から、現在もJR花輪線の列車はいわて銀河鉄道線盛岡駅まで乗り入れており、連絡乗車券が発売されている。一方、JR花輪線といわて銀河鉄道線いわて沼宮内駅・青い森鉄道八戸駅方面を当駅で乗り換える際には、連絡乗車券がなく、各社線ごとに乗車券を購入する必要がある。
東北本線の時代には、特急﹃はつかり﹄や、急行﹃よねしろ﹄・﹃十和田﹄などの優等列車も停車していた。
歴史
●1891年︵明治24年︶9月1日 - 日本鉄道の駅として南岩手郡玉山村に開業。
●1906年︵明治39年︶11月1日 - 日本鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる
●1922年︵大正11年︶8月27日 - 花輪線が開通。
●1987年︵昭和62年︶4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
●1993年︵平成5年︶3月18日 - 当駅に1往復のみ停車していた特急﹃はつかり﹄が当駅は無停車となり、当駅に停車する優等列車はなくなる。
●2002年︵平成14年︶12月1日 - 東北本線盛岡駅〜八戸駅間がIGRいわて銀河鉄道へ移管され、IGRいわて銀河鉄道の管轄駅となる。同時に好摩駅長が廃止され、IGR盛岡駅長管理となる。
●2011年︵平成23年︶5月15日 - 好摩駅周辺整備事業の一環として、駅舎が橋上化され、駅の東西を結ぶ自由通路﹁ふれあい通路﹂が開設された。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
IGRいわて銀河鉄道盛岡駅管理で、日中のみ駅員が配置される直営駅となっている。なおJR時代は駅長配置の管理駅でみどりの窓口設置駅であったため全国のJR券が購入できていたがいわて銀河鉄道線開業後JR券(指定券など)は購入できなくなった。
駅舎には出札窓口︵営業時間6:35 - 17:00︶、IGRの自動券売機がある。JRの乗車券は自動券売機での購入となる︵好摩からの花輪線と盛岡接続の東北本線主要駅までに限る。オレンジカードは使用不可︶。ただし花輪線の回数券・定期券の取扱はない。このため、好摩発着も含む花輪線完結の定期券、回数券を購入するには、みどりの窓口がある二つ隣の大更駅︵東大更駅は無人駅︶か、いわて沼宮内駅まで行く必要がある。JR指定券を購入する場合も同様。好摩駅周辺整備事業の一環として、2009年5月15日より駅舎の建て替え工事が行われ、2011年5月15日に新たな橋上駅舎での営業を開始するとともに、駅の東西を結ぶ自由通路﹁ふれあい通路﹂や東口︵バス・タクシー乗り場︶が新設された。
2番線には花輪線の出発信号機も設置されており、東大更方への発車も可能な進路構成となっているが、近年2番線からの花輪線発車列車は設定されていない。
また2012年9月に駅構内改良工事を実施し、花輪線東大更方より3番線に進入できるようになった。2013年9月28日の改正よりこのルートを使用する列車が設定される予定。︵それ以前は、同ルートの使用実績は無し︶
JRの乗務員︵運転士・車掌︶は当駅でIGR社員への引き継ぎはせず、そのままIGR盛岡駅まで通しで乗務している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■花輪線 | - | 鹿角花輪・大館方面 | 一部は2番線から発車 |
■いわて銀河鉄道線 | 上り | 滝沢・盛岡方面 | 当駅始発・花輪線直通のみ | |
2 | 下り | いわて沼宮内・二戸・八戸方面 | ||
3 | 上り | 滝沢・盛岡方面 | 花輪線より直通列車の一部を含む |
利用状況
- IGRの2015年度1日平均乗降人員は1,973人である。これはJR線通過客を含む人員であり、実際の利用者はこれより少ない。
- JR東日本の2015年度1日平均乗車人員は545人であるが、これはIGRからの連絡旅客を含む人員であり、実際の当駅からの利用者はこれより少ない。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | JR(乗車) | IGR(乗降) |
2000 | 757 | |
2001 | 715 | |
2002 | 753 | 2,866 |
2003 | 927 | 2,938 |
2004 | 859 | 2,783 |
2005 | 776 | 2,662 |
2006 | 707 | 2,575 |
2007 | 681 | 2,456 |
2008 | 651 | 2,405 |
2009 | 631 | 2,310 |
2010 | 602 | 2,254 |
2011 | 619 | 2,103 |
2012 | 613 | 2,096 |
2013 | 602 | 2,126 |
2014 | 551 | 2,013 |
2015 | 545 | 1,973 |
駅周辺
東側
- 北上川
- 芋田橋
- 桝沢橋
- 鶴飼橋
- 国道4号渋民バイパス
- 岩手県道301号渋民田頭線(渋民方面)
- 岩手県道129号好摩停車場線
- 岩手県北バス・JRバス東北「好摩口」停留所
西側
- 赤川
- 県道301号渋民田頭線(大更方面)
- 盛岡市役所巻堀出張所
- 好摩郵便局
- 岩手銀行好摩支店
- 盛岡市立好摩小学校
- 盛岡市立巻堀中学校
- 松川
- 盛岡東警察署好摩駐在所
バス路線
●岩手県交通
●好摩直通線︵路線番号331。玉山農協前︵啄木記念館︶・玉山支所・庄ヶ畑経由盛岡バスセンター行。平日は3往復、土・日・祝日は2往復︶。
※上記以外の路線︵岩手県北バス・JRバス東北︶は当駅の駅前広場が狭くのりば枠に余裕がないため、当駅前に立ち寄らず県道301号を直行する︵最寄りの停留所は﹁好摩口﹂︶。
その他
- 石川啄木がこの駅から列車で上京した。
- 60年代終わりから80年代半ばにかけて、客車と気動車とが併結された珍しい列車が、当駅で切り離されていた。客車(539列車)は沼宮内行き、気動車(927D)は花輪線に入って大館まで運転されていた。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■花輪線(全列車いわて銀河鉄道線に乗り入れ)
- 渋民駅(いわて銀河鉄道線) - 好摩駅 - 東大更駅
関連項目
外部リンク
- IGRいわて銀河鉄道 好摩駅
- 駅の情報(好摩駅):JR東日本
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