岡本癖三酔

戦前日本の俳人、画家

  111878916 - 171942110

経歴

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充実の時代

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26

71918[1]20100

神経衰弱後

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尿[2]63015

57101935


逸話

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代表句

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  • 睡蓮すつかり暗くなり灯り/沢潙の窓の風に寝てしまつて/戸を開けて夜の雨空を見あげへうたんの花
  • 白い花が首を垂れて庭を冬にしてゐて/軒に青桐が棒立ちで冬中/庭木三十四本に添木して三十三才
  • 紙芝居の大当たりの小春で
  • 顔知つてる手妻師の若葉銀座
  • ほほづき一ツ真赤な弱い男
  • 師走の樹々ただ黒く人あゆみ
  • 町が淋しくなり電信のはりがねの凧/軒にのびた藤の枯れきつた風の空で
  • 長い橋で広い川で草は春になってゐる/路ばたの草の青み自動車倒れさうにゆられ

主な著書

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  • 『癖三酔句集』
  • 『俳句脱糞論』
  • 『句死骸』
  • 『江戸川べりの半日』(随筆)

参考文献

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  • 『俳人風狂列伝』石川桂郎 角川書店, 1973年(のち、角川選書)

脚注

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  1. ^ 日野百草「戦前の自由律における社会性俳句」『橋本夢道の獄中句・戦中日記』 284頁
  2. ^ 石川(1973年)P.94

関連項目

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外部リンク

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