神谷太刀宮神社

日本の京都府京丹後市久美浜町にある神社

神谷太刀宮神社(かみたにたちのみやじんじゃ)は、京都府京丹後市久美浜町の南西部にある神社

神谷太刀宮神社

神谷神社境内
所在地 京都府京丹後市久美浜町小谷[1]
位置 北緯35度36分14秒 東経134度53分31秒 / 北緯35.60389度 東経134.89194度 / 35.60389; 134.89194 (神社)座標: 北緯35度36分14秒 東経134度53分31秒 / 北緯35.60389度 東経134.89194度 / 35.60389; 134.89194 (神社)
主祭神 八千矛神(神谷神社)
丹波道主命(太刀宮)
神体 国見の剣
社格 式内社,旧郷社
創建 古代
本殿の様式 二間社入母屋造妻入向唐破風向拝付檜皮葺
例祭 10月17日(2000年以降は10月第2日曜日)
主な神事 神谷太刀宮祭り
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2[1]21[2][3]

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概要

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『鬼滅の刃』の主人公を真似て磐座でポーズをとる観光客(2020年12月)

20202[8][9][10][11][12]

[3]211

殿殿

歴史

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江戸時代から変わらない道筋の参道。正面に八幡神社および磐座、鳥居手前の右に神谷神社が位置する。

10[3][3][13][3]

5[14][15][7]

1[16][17][16]()[18][16][19]

101596597[5]16038820

        7[20]

1781殿177071[1]

18736[18]19023510[21]

祭神

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- 

 - 







[18][18]

建造物

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社殿

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殿

殿 - 
殿1781[18]9365[22]

殿 - 619[22]

殿 - 258[22]

殿 - 26[22]

殿 - 11[22]

 - 12[22]

境内社

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殿

20202

1.12

 - [23]

 - 1886(193[24]

 - 188518殿[24]

 - [24]

2. 2020








西
殿
輿[25]










太刀宮(八幡宮)
  • 神谷神社境内の猿田彦神社と稲荷神社
  • 参道横の川裾神社
  • 参考館

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    参考館(京都府指定文化財)

    18703192312[26]7063[24][22]20202


    境内

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    文化財環境保全地区(画像中央は磐座)

    1,676[22][2]

    西殿100[2][23]

    殿殿[2]983[25]

    [2]198560515[2][13][27]

    磐座

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    神谷磐座の巨岩
    巨岩の南北の透き間

    殿510[17]20202[8][9]12[10]殿[28]

    西[28][29][30]

    剣岩

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    参道横の剣岩

    参道の横、神谷神社社殿域と祓所の間にある平たい巨石である。

    神谷神社の創建の折、丹波道主命は臣下に命じて八千矛神を勧請するのに良い場所を探させたが、地相を観た臣下は後に自分が住むために適地を隠し、良地は無いと報告した。このため神谷神社は山中の神谷に創られた。後に嘘が露見し、怒った丹波道主命に追われた臣下は大岩の陰に隠れ、丹波道主命が振り下ろした刀は誤って大岩を真っ二つにした。臣下は和睦を申し出、大根を捧げて宴をひらいたという[17]

    神谷太刀宮神社の例祭で久美浜町小字奥馬地から大根を奉じるのは、この剣岩の伝説に由来する風習である[16][17]

    文化財

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    府登録文化財の神門

    神谷神社の本殿と境内にある参考館が京都府の指定文化財に、神谷神社の神門と鳥居、末社の八幡神社本殿が京都府の登録文化財に登録されている。いずれも所在地は久美浜町新町として[注 1]、1985年(昭和60年)5月15日に府の文化財指定および登録を受けた。

    府指定

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    殿
    1781221[13]殿[5]3[13]8[1]


    1870321[26][26]使192312[26]3[26]

    府登録

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    殿[1]殿[31]

    殿
    [1]殿335[25]12[25][31][1][31]


    17074[31]

    社宝

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    [18]

    例祭「神谷太刀宮祭り」

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    22輿輿[32]

    19124510[32]192091921101017[13]調輿[32]調5[32]輿[33]輿[2][3][33]

    [32]

    200012102[32]

    現地情報

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      所在地

    交通アクセス

    • 鉄道 - 京都丹後鉄道「久美浜駅」下車 徒歩約6分
    • 車 - 神谷神社社務所(参考館)前に駐車場あり[34]

    周辺

    脚注

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    注釈

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    1. ^ 神谷太刀宮神社の所在地(住所)は、久美浜町小谷である。
    2. ^ 太鼓台の前方を高く持ち上げる技。
    3. ^ 太鼓台の底を高く持ち上げて見せる技。

    脚注

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    (一)^ abcdefg 1984, p. 212

    (二)^ abcdefF58. . 2020128

    (三)^ abcde 1923, p. 231

    (四)^  1975, p. 69

    (五)^ abc殿. . 2020128

    (六)^  WAN ONE  2019, p. 9

    (七)^ ab 1923, pp. 298299

    (八)^ ab20201262020127

    (九)^ ab,  20201222023228

    (十)^ ab WEST20201232023228

    (11)^  202012920201210

    (12)^ (). . 2020127

    (13)^ abcde 1994, p. 150

    (14)^  1975, p. 55

    (15)^  1923, p. 298

    (16)^ abcd 1923, p. 299

    (17)^ abcd 2000, p. 31

    (18)^ abcdef 1923, p. 300

    (19)^  2000, p. 30

    (20)^  1923, p. 303

    (21)^  1923, pp. 304305

    (22)^ abcdefgh 1923, p. 304

    (23)^ ab 1923, p. 305

    (24)^ abcd 1923, p. 306

    (25)^ abcd 1923, p. 313

    (26)^ abcde . . 2020128

    (27)^ . . 2020128

    (28)^ ab 2015, p. 14

    (29)^ . . 2020128

    (30)^  WAN ONE  2019, p. 8

    (31)^ abcd殿. . 2020128

    (32)^ abcdef 2015, p. 11

    (33)^ ab20111010

    (34)^ . . 2020129

    参考文献

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    1923doi:10.11501/925932 

    452000 

     1984 NCID BN0087673X 

     1975doi:10.11501/9573090 

       1994ISBN 4473013278 NCID BN00796674 

    2015 

     WAN ONE 2019 

    関連文献

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    • 古事記
    • 日本書紀
    • 吉田金彦、糸井通浩、綱本逸雄『京都地名語源辞典』東京堂出版、2013年

    外部リンク

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